続猿蓑とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 和歌 > 撰集 > 続猿蓑の意味・解説 

ぞくさるみの【続猿蓑】

読み方:ぞくさるみの

江戸中期俳諧集。2冊。沾圃(せんぽ)が撰したもの芭蕉支考加筆したとされる元禄11年(1698)刊。蕉門連句発句集められ、「軽み」の作風示される俳諧七部集の一。後猿蓑


続猿蓑

読み方:ゾクサルミノ(zokusarumino)

分野 俳諧

年代 江戸中期

作者 沾圃〔ほか編〕


続猿蓑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 15:24 UTC 版)

続猿蓑(ぞくさるみの)は、俳諧の撰集で、俳諧七部集の一つ。宝生沾圃編、松尾芭蕉各務支考補編。1698年元禄11年)5月、井筒屋庄兵衛刊。

概要

はじめは沾圃(せんぽ)が選んでいたが、芭蕉が1694年(元禄7年)の最後の旅中に、支考と協議して補撰した[1]。上巻に芭蕉・沾圃・馬莧・里圃の四吟歌仙、馬莧・沾圃・里圃の三吟歌仙、里圃・沾圃・芭蕉・馬莧の四吟歌仙、沾圃・芭蕉・支考・広瀬惟然の四吟歌仙、芭蕉・菅沼曲水(曲翠)・臥高・惟然・支考の五吟歌仙を収め、下巻に之部、旅部の諸家発句を収める[1]森川許六が「『別座敷』『炭俵』の風熟吟せざる人、いかでか後猿(『続猿蓑』)の風に入事を得んや」と述べるように、「かるみ」を目指した『別座敷』『炭俵』に継ぐものである[1]

脚注

  1. ^ a b c 佐藤勝明 (2011), pp. 113–114.

参考文献




続猿蓑と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「続猿蓑」の関連用語

1
谷地 デジタル大辞泉
100% |||||


3
盆仕舞ひ デジタル大辞泉
100% |||||



6
俳諧七部集 デジタル大辞泉
98% |||||

7
差し合はす デジタル大辞泉
98% |||||


9
捏ね返す デジタル大辞泉
90% |||||


続猿蓑のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



続猿蓑のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの続猿蓑 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS