宮崎隆睦の加入 - ユニット化へ
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「T-SQUARE」の記事における「宮崎隆睦の加入 - ユニット化へ」の解説
新メンバーである難波がプロデュースも担当したアルバム『GRAVITY』を発表。恒例の全国ツアー後に、デビュー20周年記念の「野音であそぶ」を日比谷野音で行う。このライブはこれまでスクェアに在籍した新旧総勢15人が一堂に会しそれぞれの時代のスクェアを再現する内容で、特に伊東、本田、宮崎の歴代フロントマン3人がスクェアのライブでそろい踏みしたのは今のところ最初で最後である。その後、1998年の10月に難波が加入1年と経たず退団。4人体制となったため、1998年末公演からはサポートキーボーディストとして松本圭司を加え活動。1999年、アルバム『Sweet & Gentle』を制作後、松本を正式メンバーに迎える。1999年から今まで発表された楽曲の中から安藤が自ら選曲とリミックスを行う企画ベストアルバム『Wordless Anthology』シリーズのリリースを開始。この企画は楽曲のストックなどの理由でのブランクがありながら継続中。2000年、再び5人体制となって制作されたセルフタイトルアルバム『T-SQUARE』は松本の音楽性が色濃く出た作品で、打ち込みやループ、サンプリング、ターンテーブリズム(英語版)などが今までになく大胆に用いられた。 新たなスタートを切ったその矢先、ライブツアー後の2000年8月に突然のバンド形態解消が発表される。リーダー・安藤以外のメンバー4人(則竹、須藤、宮崎、松本)が退団、そして新メンバーは10年ぶりのスクェア復帰となる伊東であった。この時点よりT-SQUAREは安藤・伊東のユニットという形となった。このバンド形態解消は、『T-SQUARE』制作時の安藤の脱退宣言に端を発するもので、安藤はこの時点では他のギタリストを新たに迎えて活動を続けていくことを望んでいたものの、リーダーの退団宣言に他メンバーも退団を示唆、話し合いの結果バンド形態の解散が決定した。同時期に安藤は伊東との久々の共演となる企画アルバムの制作を控えており、そこで事務所・レコード会社はこの作品をT-SQUAREのアルバムとして発表することを提案。安藤と伊東も了承し、このとき制作された楽曲が後にユニット化初のアルバム『FRIENDSHIP』となる。バンドとしてのT-SQUAREは8月20日の中央アルプスジャズフェスティバルへの出演が最後の活動となった。
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