宮崎駿との繋がり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 03:05 UTC 版)
1979年放映開始の世界名作劇場シリーズ『赤毛のアン』の主役のアンのオーディションの最終選考まで残り、結果は山田栄子に決まった。しかし、レイアウトと場面設定スタッフとして名を連ねていた宮崎駿が島本の声に感銘を受け、指名で『ルパン三世 カリオストロの城』のオーディションに参加、結果クラリス役に抜擢されたという逸話がある。 この『カリオストロの城』を皮切りに、島本は宮崎の作品に多数出演することになり、新『ルパン三世』の最終話では小山田真希を演じ、『風の谷のナウシカ』では自主的にオーディションに参加し主人公のナウシカ役を獲得。他には、『となりのトトロ』では当初サツキ役でオーディションに臨むも母親役に決まり、『もののけ姫』ではトキを演じた。 『もののけ姫』では、宮崎から20回ものリテイクを出され、島本自らも1回リテイクを申し出るなど苦戦の連続であった。その後は宮崎が声優を専業以外からの起用にシフトしたため、『もののけ姫』を最後に宮崎作品には出演していない。
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