実央の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 03:13 UTC 版)
実央の父 43歳。リストラに遭い、ようやく再就職を果たしたばかり。子供の頃、西武ライオンズの誕生に立ち会えたことを誇りに思い、以降ファンになった。応援するチームが違うため、実央とは時折冷戦状態になることもある。なお、学生時代は野球部員だった。 実央の母 41歳。専業主婦だったが、夫のリストラの影響でパートに出ることに。このこともあって夫も含め、親子関係は疎遠になっていたが、野球の話題のおかげで徐々に団欒の時間を取り戻すようになった。 加奈 実央の同級生で親友。いじめる側に回ってしまったために実央とはしばらく疎遠になったが、実央がいじめを克服すると対象が回ってきてしまう。その後、実央とは和解し、アルバイトを一緒にしたり野球観戦の世界に誘われたりすることになる。千葉にキャンパスのある大学に推薦合格している。 高木 実央の所属している野球部の同僚。実央とは同学年。がっしりとした体形。 実央や他の仲のいい野球部員と共に甲子園球場に行ったり、実央に野球部の帽子をあげたりしており、実央のことが気になっているものの、なかなか切り出せないでいる。なお、他にも野球部員は何度か登場しているが、名前がわかっているのは彼だけである。 浪元 実央の後輩で高校1年生。第30話(第1章第5巻)で初登場。小学校1年生から野球漬けだったが、事故がきっかけで中学の時に野球部を辞めた。野球の近くに居ればいいと割り切ったことで高校1年生の夏、マネージャーとして入部している。 先述の通り、野球中心の生活を送っていたため、人を見分ける基準が野球になってしまっている。人間関係も野球とイコールになってしまっており、野球以外の話題で話ができない、かつそれ以外の事象で人と仲良くなる方法がわからないと嘆いているほどである。 高木同様、実央に気がある。そのため、高木とは折り合いが悪い(ただし、野球の話題では意気投合している)。 須藤 由宇(すどう ゆう) 実央が捜し求めていた「赤い帽子の人」。広島在住。勝子の見合い相手候補として送られた見合い写真によってその姿がわかった。実央はマツダスタジアムで彼と会う約束をするが、当日その姿はなく座席には一枚の手紙が置いてあった。 名前はカープの二軍本拠地・広島東洋カープ由宇練習場(山口県岩国市由宇町)から。
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