由宇町とは? わかりやすく解説

由宇町

読み方:ユウチョウ(yuuchou)

参照 岩国市(山口県)


由宇町

読み方:ユウマチ(yuumachi)

所在 山口県岩国市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

由宇町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/24 04:37 UTC 版)

ゆうちょう
由宇町
由宇町旗 由宇町章
廃止日 2006年3月20日
廃止理由 新設
岩国市・由宇町玖珂町本郷村周東町錦町美川町美和町岩国市
現在の自治体 岩国市
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方
都道府県 山口県
玖珂郡
市町村コード 35322-1
面積 29.18 km2.
総人口 9,451
(2005年10月1日国勢調査)
隣接自治体 岩国市柳井市玖珂郡玖珂町
町の木
町の花 百合
町の鳥 カワセミ
由宇町役場
所在地 740-1423
山口県玖珂郡由宇町5920番地1
外部リンク 由宇町役場
座標 北緯34度02分49秒 東経132度12分43秒 / 北緯34.04681度 東経132.21194度 / 34.04681; 132.21194座標: 北緯34度02分49秒 東経132度12分43秒 / 北緯34.04681度 東経132.21194度 / 34.04681; 132.21194
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由宇町(ゆうちょう)は、かつて山口県の東部に存在した玖珂郡に属した。2006年3月20日、隣接していた岩国市などと合併して新たに岩国市となり消滅した。

プロ野球広島東洋カープの2軍の練習場がある。

地理

隣接する自治体

概要

気候は温暖といえる。地勢として由宇川沿いの中・下流域と旧神代村の神東地区を合併した地域となっていて、町内最高地は銭坪山であり大将軍の峰を併立させている。平野部は比較的少なく、由宇川沿いと下流に広がる沖積部に見られるが、地名の表すように人情は豊かである。地名の起こりは中流にある温泉にあり、“ゆ”がいつか“ゆう”と呼び慣わせたのであろう。産業としては1次産業の農水産業が基にあり、かつては由宇村として由宇川沿いの活動中心的勢いを持っていた。物流の手段としては人馬が中心であったが、由宇川上流の伊陸の錦までは小舟で荷を上げていたと云う。(ただし、終戦後に川幅が広く整備され、上流からの堆積物が少なくなったため川底の低下により小舟の行き来出来るとは想像出来ない。)

社会の近代化に伴い周東地方の米の集散地として廻船問屋・汽船会社や米問屋・精米業が繁栄し、由宇銀行が設立されるなど農村的中心地の地位をなしたのち、岩国の近郊として織物産業が盛んになり栄えた。繊維不況の後は広島の衛星地として自動車関係の製造業が挙げられ、バランスのとれた発展をしている。

歴史

地名の由来など

  • 平安時代に温泉地として栄えていたという説がある。
  • 関ヶ原の合戦のあと、岩国藩主の吉川広家が岩国が整備されていないため最初は由宇に居住した。
  • 江戸時代に、周防由宇代官所がおかれ、海土路、藤生、黒崎、青木、保津、通津、長野、由宇、日積、神代、大畠、の11ヵ村を管轄した。

沿革

産業

  • 由宇建材
  • 丸大織物
  • 由宇温泉観光ホテル
  • 山口銀行由宇支店 :明治時代に地元財界によって由宇銀行が設立され、伊陸、通津、麻里布、新湊、に支店があった。その後、周東産業銀行(本店:岩国)に発展し、次に華浦銀行(本店:防府)、山口銀行に合併された。
  • 東山口信用金庫由宇支店
  • デルタ工業由宇工場
  • 東邦工業

漁業

  • 由宇漁港

交通

鉄道

道路

主要施設

著名な出身者

関連項目

外部リンク


由宇町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 09:56 UTC 版)

岩国市の地名」の記事における「由宇町」の解説

前身由宇村が町施行時単独であったため、大字未設置だった。その後1955年神代村一部(通称:神東地区)を編入したため、その部分通称名から大字神東となり、その後半世紀近くにわたり、大字なし+1大字体制となった。 (大字なし。現在は「岩国市由宇町xx番地」という住所表記となる) 神東 以下は、2000年代住居表示実施され新設された町である。いずれも大字なしの区域からの発足である。なお、岩国市合併後発足した町もあるが、ここでは「由宇町」は省略するものとする。なお、合併前に新設され町名一部合併時に改称している。 千鳥ケ丘1丁目~3丁目(2001年) 南沖1丁目~4丁目(2002年港町1丁目~3丁目→港1丁目~3丁目(2003年南町1丁目~5丁目→南1丁目~5丁目2003年中央1丁目~2丁目2005年由宇崎(年不詳合併前) 西1丁目~3丁目(2007年) 北1丁目~7丁目(2010年

※この「由宇町」の解説は、「岩国市の地名」の解説の一部です。
「由宇町」を含む「岩国市の地名」の記事については、「岩国市の地名」の概要を参照ください。

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