字幕・副音声解説放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:33 UTC 版)
「連続テレビ小説」の記事における「字幕・副音声解説放送」の解説
1985年度から、聴覚障害者向けの字幕放送(アナログ放送では文字多重放送チューナーが必要であった)を行っており、主人公は黄色、主人公の次に重要キャラクターは水色、語りは緑、それ以外は白で表示されている。 1990年度からは、視覚障害者向けの「音声多重放送による解説放送」を、副音声(デジタル総合テレビ、BSプレミアム、BS4Kはステレオ2音声)で行っている。NHKワールド・プレミアム(海外向けテレビ番組配信)では副音声解説放送は行われていない(通常のモノラル放送となる)。 末期の地上波アナログ放送において、連続ドラマの副音声解説が常時行われていたのは、この朝ドラとEテレの『中学生日記』、民放ではテレビ朝日・朝日放送の『土曜ワイド劇場』のみであった。(過去にはNHKの夜の帯ドラマシリーズ『ドラマ新銀河』でも実施していたほか、視覚障害者が題材となる作品でも解説が入るものがあった)。デジタル放送では朝ドラ以外の連続ドラマ(『大河ドラマ』、『ドラマ10』、『BS時代劇』など)でも解説放送を取り入れている。 なお、字幕放送のうち、毎週日曜日に放送される「NHKとっておきサンデー」での「○○(作品名)1週間」(週間総集編)については、番組進行が生放送であり、リアルタイム字幕放送の体裁を取っているため、2 - 3秒程度のタイムラグが発生するが、「とっておきサンデー」が休止となり単独での放送となる場合、および年末の週間ダイジェストの総集編が放送される時と、「5分で○○(作品名)」(週間総集編のダイジェスト版)については通常の字幕放送である。 例外として、総集編の放送でも副音声解説があるが、特別編やナビゲーション番組(上半期は大体春の大型連休か海の日、下半期は年末年始に多い)では副音声解説はなく、ステレオ放送のみ行われる。また、『私の青空』や『ちゅらさん』の続編が『月曜ドラマシリーズ』や『土曜ドラマ』といった別のNHKドラマ枠で放送された際も同様であったが、『どんど晴れ』の続編スペシャルでは解説放送(アナ・デジとも)がある。なお、2011年から開始された地上波の1週間ダイジェスト(『NHKとっておきサンデー』内包「○○(作品名)1週間」と、夕方の「5分で○○(作品名)」)においては、解説放送はデジタルを含め実施されていない。 音声解説のナレーション 出演者・スタッフとしては表示されないが、副音声(ステレオ2)では「解説は○○です」と自ら名乗っている 初代: 関根信昭 (1990年度 - 2001年度) 2代目: 江原正士 (2002年度 - 2006年度) 3代目: 松田佑貴 (2007年度 - 2018年度) 4代目: 山崎健太郎(2019年度 - ) 伊藤ちゆり:2021年後期カムカムエブリバディで女性登場人物が英語で喋るシーンの和訳を副音声解説で入れる。
※この「字幕・副音声解説放送」の解説は、「連続テレビ小説」の解説の一部です。
「字幕・副音声解説放送」を含む「連続テレビ小説」の記事については、「連続テレビ小説」の概要を参照ください。
- 字幕・副音声解説放送のページへのリンク