字幕回転式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 22:22 UTC 版)
字幕式とも称す。車両に装備されている方向幕と同じ方式で、予め印刷された表示面を回転させて表示する。これについてはLED式の普及でほとんど現存しない。 東海道新幹線でも開業時から採用されていたが、山陽新幹線への直通と同時に同区間でのひかり停車駅の多様化に対応するため、1972年より山陽新幹線以降で採用された反転フラップ式に順次交換され、1975年度までに全廃された。東海道新幹線の駅で最後まで字幕回転式であったのは名古屋駅であった。 なお、2007年に開業した鉄道博物館の館内に新幹線0系電車の展示スペースが2009年に設置された際に、開業から1975年度まで使用されていた字幕回転式の初代発車標も同時に復刻して展示されている(表示内容など細部は異なる)。 近鉄 河内長野駅
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