女子陸上競技・クロスカントリー
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「USCトロージャンズ」の記事における「女子陸上競技・クロスカントリー」の解説
USC女子陸上競技チームプログラムは米国内の最上級のひとつへと発展してきた。2001年のNCAA初タイトルを含め、NCAAのトップ10に入ったことが12度を誇っている。すなわち1987年に3位、1986年7位(Pac-10タイトルを奪取している)、1998年5位、1999年3位(トップのチームと僅か4ポイント差)、2000年2位(同)、2002年3位、2005年7位、そして2006年2位(NCAA西地区タイトルを奪取)などである。 2014年にはマウンテン・パシフィック・スポーツフェデレーション(英語版)の室内陸上タイトルを制覇した。 トロージャンズ女子陸上チームの栄光の歴史は、シェリー・カルバート(英語版)の監督在任時から始まる。カルバートは現役当時は同じUSCの選手として活躍し、オールアメリカンに選出されること4度。そして1972年と1976年の夏季オリンピックに出場したやり投のアスリートであったが、1983年までの在任期間中に学生に新たなプログラムを採用した。1984年からはフレッド・ラパンテ、1992年から94年まではバーバラ・エドモンソンが指導に当たった。1995年からは前述のごとく、Ron Alliceが男女両チームを指導する方式となっている。 トロージャンズは多数の著名陸上アスリートを輩出してきた。パトリシア・ジョンソン(英語版)は100mハードルで国内大会タイトルをとり、ケリー・ベルは七種競技においてオールアメリカンに3度選出されている。1988年のNCAA七種競技選手権者であるウェンディ・ブラウン(英語版)とYvette BatesはUSC在学中に三段跳において世界記録を更新している。アシュレー・セルマンは1990年のNCAAやり投の選手権者となっている。アンジェラ・ウィリアムズ(英語版)は1999年からNCAAにおいて100m走のタイトルを四連覇した。これは男女を問わず史上初の快記録である。ナターシャ・ダンバースは2000年のNCAA400mハードルで勝利し、リレーチームが1987年に1600mリレーで、2000年には400mリレーでそれぞれ栄冠を手にしている。2001年のNCAAにおいては、Brigita Langerholc(英語版)が800m走で、Inga Stasiulionyte(英語版)がやり投でそれぞれタイトルを手にしている。ナターシャ・マイヤーズは2002年のNCAA200m走に勝ち、バージニア・パウエル(英語版)は2005年、2006年の屋内および屋外の障害走で勝利している。このうち屋外での記録は大学生新記録であった。 またトロージャンズは秋になると、Tom Walsh監督の下で、クロスカントリー競技に励んでいる。
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