ロケットガール
(天使は結果オーライ から転送)
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『ロケットガール』シリーズは、野尻抱介による日本のライトノベル。イラストは山内則康、むっちりむうにいが担当。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より1995年3月から2007年8月まで刊行された。内容は女子高生が宇宙飛行士となって活躍するSFである。
注釈
- ^ 皮膚に密着する薄手の素材で出来た宇宙服。ヘルメット内だけに1気圧の空気を満たすため、1/3気圧の純酸素で全身を加圧する従来型の宇宙服より動きやすく予備呼吸も必要としない。現実世界でも開発が提案されている[3]。
- ^ 初版発行当時、冥王星は太陽系第9番惑星とされていたが、同じような軌道を回るTNOは既にいくつも発見されており、冥王星もその一つ(作中の表現によれば「彗星族の大親分」)だという考え方は専門家の間ではよく知られていた。冥王星の分類がdwarf planetに変更された後に発売された新装版でも、冥王星に関する記述は修正されていない。アニメ版でもさつきが一度「惑星じゃない」と言及した以外はほぼ原作通りの描写である。
- ^ これは木星探査機ガリレオと同じコンセプトである。しかし現実のガリレオではチャレンジャー号爆発事故によってブースターを用いる計画から変更され、地球や金星とのスイングバイを繰り返して木星へ向かう軌道がとられた。
- ^ そのコンセプトや地球帰還軌道に乗るまでの経過は現実のはやぶさとほとんど同じである。なお的川という小惑星は実在するが、作中のマトガワはイトカワを元にした架空の小惑星である。
- ^ 詳細はHP-41C use on the Space Shuttleを参照。宇宙飛行士サリー・ライドの写真では、ライドの右手付近に3台並んで浮遊している。
出典
- ^ 榎本秋『ライトノベルデータブック 作家&シリーズ/少年系』雑草社、2005年2月10日初版第1刷発行、134頁。ISBN 4-921040-08-7。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z “ロケットガール”. allcinema. 2023年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月16日閲覧。
- ^ 新設計の宇宙服『BioSuit』、MITが開発 - WIRED.jp 2007年7月18日
- ^ “ロケットガール”. KADOKAWA. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “天使は結果オーライ”. KADOKAWA. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “私と月につきあって”. KADOKAWA. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール1 女子高生、リフトオフ!”. KADOKAWA. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール2 天使は結果オーライ”. KADOKAWA. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール3 私と月につきあって”. KADOKAWA. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール4 魔法使いとランデヴー”. KADOKAWA. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール1 女子高生、リフトオフ!(ハヤカワ文庫JA版)”. 早川書房. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール2 天使は結果オーライ(ハヤカワ文庫JA版)”. 早川書房. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール3 私と月につきあって(ハヤカワ文庫JA版)”. 早川書房. 2023年8月16日閲覧。
- ^ “ロケットガール4 魔法使いとランデヴー(ハヤカワ文庫JA版)”. 早川書房. 2023年8月16日閲覧。
- ^ ロケットガール養成講座 - 野尻ボード 2006年10月20日
- 1 ロケットガールとは
- 2 ロケットガールの概要
- 3 宇宙船
- 4 ゲーム書籍
- 5 関連項目
固有名詞の分類
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