大雪 山とは? わかりやすく解説

大雪山(北海道)

2290m 北緯433949秒 東経1425115秒 (旭岳) (世界測地系

大雪山地図 大雪山地図

概 要

 安山岩デイサイトからなる20上の成層火山溶岩ドームからなり、うち8 峰は環状配列するこの中央には小型カルデラ(御鉢平(おはちだいら)、径2 )がある。 御鉢平カルデラ作った火砕流体積は約8 km3である。 層雲峡天人峡では最大層厚200mにおよび、溶結して柱状節理発達する最高峰旭岳御鉢平カルデラ南西方に最も新しく噴出した成層火山で、大雪火山群中では最も大きく西方広く溶岩流出させた。 旭岳の西斜面には、西に開いた馬蹄型の火口(地獄谷)があり、火口底には活発な噴気孔多数あり、硫黄採取されたこともある。別名ヌタクカムウシュペ山。



最近1万年間の火山活動

  御鉢平カルデラ形成は約3万年前であり、これ以降に、熊ケ岳・後旭岳旭岳成層火山体が形成され、また御鉢平カルデラの東壁・北海岳斜面から御蔵沢(みくらざわ)溶岩流出した旭岳は約6500年前まで多数安山岩デイサイト溶岩西方流出した(2.4km3)。 その後約3000年前までは主に安山岩降下スコリア堆積させ(0.2km3)円錐形旭岳山頂部形成したその後2000年上前山体崩壊によって山頂西側馬蹄形地獄谷火口生じた。 この時の岩なだれ堆積物旭岳温泉にまで達した。約1000年前から水蒸気爆発頻発し姿見火口など小火口群を生じた樽前山1739年噴火火山灰覆って旭岳起源火山灰2層認められ最新水蒸気爆発250年以降である。最近3000年間では顕著なマグマ噴火起こっていない。



記録に残る火山活動


 記録に残る火山活動はない。






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