大阪の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:14 UTC 版)
田中千春(たなか ちはる) - 木南晴夏 初音の一人娘であかりの実母。トランペットに情熱を燃やしていたが、音楽に理解を示さない初音と仲違いし、18歳だった1988年に大阪の家を家出同然に飛び出して橘のもとへ行ってしまう。2年後、ボストンに留学した橘と袂を分かってかつて橘と訪れたことのあった尾道に辿り着き、村上家の人々と初めて出会い、真知子が受け持つ村上鉄工所の事務作業を手伝うようになる。その時すでに妊娠6か月。両親から「千の春が来るように」という意味を込めて千春と名付けられるも、その想いとは裏腹にあかりを出産してまもなく急逝した。 故人の設定であるため、写真(初音の居間にある仏壇の写真、村上鉄工所を手伝っていた頃の写真)または回想シーンで登場する(ちなみに写真は第1週から登場していたのに対し、回想シーンの登場は第3週から<具体的には第13話で初音に叩かれるシーンが描かれ、16話で台詞付きの登場となった>)。 長谷川伝(はせがわ でん) - 竜雷太 田中荘の向かいに住む元工務店経営者。初音とは40年の付き合いがあり、田中荘の大工仕事をすることも多い。長く息子夫婦や孫娘とはうまく行っていなかったが、短い間ではあるが孫娘との生活を通して和解した。 終盤、高齢者用マンションに共に入居することを勧める形で初音に告白。田中荘の売却が取りやめになったため入居は実現しなかったが、初音が新たに開いた定食屋を出前係という形で手伝うことになった。 また、なぜか自宅が岩崎らの酒飲み場にされているようで、「うちは酒屋の看板出した覚えないけどな」と呆れた。 岩崎潤(いわさき じゅん) - 柏原収史 音大の講師。浜野が所属する商店街バンドを指導している。若干ナルシストの傾向があり、また、様々なことを音楽や作曲家に例えて話す癖がある。 根本孝志(ねもと たかし) - 松田悟志 滝沢が所属する会社の駅伝チームのコーチ。滝沢の才能を高く評価し滝沢のために奔走。そのために妻子との関係が危うくなったほどである。 陸上部の廃止により退社したが(滝沢は残留)、教員免許を持つことなどから、浜野に促され、寿退社した小夜子の後継として浜勝へ入社する。 厚子(あつこ) - 一木美貴子、千代子(ちよこ) - 西村頼子 「おのみっちゃん」の常連客の二人組の女性。
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