大宮_(大阪市東淀川区)とは? わかりやすく解説

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大宮 (大阪市東淀川区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/22 17:12 UTC 版)

大宮
所在地 大阪市東淀川区大道南3丁目2-2
位置 北緯34度44分31.5秒 東経135度32分49.6秒 / 北緯34.742083度 東経135.547111度 / 34.742083; 135.547111 (大宮 (大阪市東淀川区))座標: 北緯34度44分31.5秒 東経135度32分49.6秒 / 北緯34.742083度 東経135.547111度 / 34.742083; 135.547111 (大宮 (大阪市東淀川区))
主祭神 安閑天皇
神体 不詳
社格 旧村社
創建 不詳
別名 大宮神社
例祭 4月17日、10月22日
主な神事 歳旦祭・新年祭(初詣)、どんど祭(〆縄・門松を燃す)、節分祭(年豆授与)厄除祈祷、祈年祭、楠稲荷社祭、聖徳太子社祭、春季例大祭・お湯神事、水無月大祓式、夏祭(夏越の祓・茅の輪くぐり)、八幡社祭、日天社祭、秋季例大祭・お湯神事、七五三詣、新嘗祭、鎮火祭、師走大祓式・除夜祭、月首祭、月中祭
地図
大宮
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大宮(おおみや)は、大阪市東淀川区大道南に鎮座する神社。旧称で大宮神社(おおみやじんじゃ)とも呼ばれる。古くは蔵王権現牛頭天王大宮大権現大宮大明神と呼ばれた。

祭神

相殿

歴史

日本書紀』に 安閑天皇がしばしば当地に行幸、牛を放牧して土地の発展をはかったとあり、後にその遺徳を偲び地主の神、素盞鳴命の社に祭祀したとされるが、定かではない。また、『大正大阪風土記』(1926年)によれば、聖徳太子は初め四天王寺を当地に計画したが、洪水が多いため今の天王寺に建立されたと記している。淀川の改修に伴い境内地が水没または河川敷となるため、明治33年(1900年)に淀川右岸の堤に面した場所から遷座され、現在地に至る。遷座前は杉松の大樹があったとされる。淀川を遡上する船はこの森を目標に進み、灯台の代わりを為しており、大宮大明神とも大宮大権現とも称されていた。また、氏地の大半が河川敷となるかまたは川に沈み、残った地も淀川の右岸と左岸に分断されることとなった。

その後昭和46年(1971年)に淀川左岸の旭区の町名変更に伴い、氏地の橋寺町、豊里町、豊里三番町が太子橋、大宮、中宮、生江と同じくなり、氏地の境目は不鮮明となった。

大阪市に編入される大正14年(1925年)まで、境内のあった土地は西成郡豊里村天王寺庄と称され、氏地である豊里町の名も太子の別称・豊聡耳皇子によるとされる。

  • 明治5年(1872年)村社に列し、大宮神社と称す。
  • 明治33年(1900年)5月25日、淀川改修のため、旧淀川北岸より遷座。
  • 明治43年(1910年)大宮と改める。
  • 明治43年(1910年)10月、上の島の豊国神社(天手力男命)を合祀。
  • 明治44年(1911年)5月、神饌幣帛料供進社に指定される。
  • 大正8年(1919年)6月、橋多賀神社(大己貴命)を合祀。

境内

交通アクセス

出典

  • 井上正雄『大阪府全志』(1922年)全国書誌番号:73012615
  • 大阪府神道青年会『大阪府神社名鑑』(1971年)
  • 大宮社務所編『豊里鎮守 大宮略記』

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