京の七口
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京の七口(きょうのななくち)とは、京都につながる街道の代表的な出入口の総称として用いられる。七口として示される出入口の場所および名称は史料によっても異なり、定まっていない。
出典
- ^ 河内 (2000), p. 91では、京都における「口」のつく地名について院政期までさかのぼることができ、口関としての初出として延慶年間(1308-1311年)の内蔵寮領「東三ヶ口炭薪雑物等」と紹介している。
- ^ 河内 (2000), p. 95では、「七道口」の七の数字の意味について、七道の諸国から京都に運搬する物資を徴発する事実から、自然呼び名されるに至ったとの相田二郎『中世の関所』(1943)による指摘を、卓見と評価している。
- ^ 『京都御役所向大概覚書』では、京の七口についての項目の表題を、「京七口 五畿ハ郡 七道ハ夷中」としている。底本は岩生成一監修、岡田信子・新城敏男・仙石鶴義・長尾正憲・村岡美恵子・渡辺和敏校訂 編『京都御役所向大概覚書』 2巻、清文堂出版、1988年、209頁。
- ^ a b “出雲路鞍馬口”. 京都市情報館(公式ウェブサイト). 京都市. 2019年7月30日閲覧。
- ^ 京都市内では、交差する通り名を合成することにより交差点名を示すことがある。この場合の「烏丸鞍馬口」とは、烏丸通と鞍馬口通の交差点の名称である。
- ^ a b 京都市. “京都市歴史的風致維持向上計画(1期)第2章 ア 鞍馬街道 - 京郊の歴史的風致” (PDF). 京都市情報館(公式ウェブサイト). 京都市. p. (2-79). 2022年6月19日閲覧。
注釈
- ^ 鞍馬口町(地図 - Google マップ) ※該当地域は赤色で囲い表示される。
- ^ 出雲路鞍馬口(地図 - Google マップ) ※該当地域が属する「出雲路立テ本町」が赤色で囲い表示される。
- ^ 鞍馬口駅(地図 - Google マップ) ※該当地域は水色の文字でスポット表示される。
大原口
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「出町柳駅」、「今出川通」、および「河原町通」も参照 八瀬、大原を経て朽木、若狭につながる若狭街道(別名鯖街道)がのびていた。御土居の出入口が河原町今出川交差点の西側にあった。寺町今出川付近に「大原口町」の地名が残っている。
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