大公夫妻の射殺とは? わかりやすく解説

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大公夫妻の射殺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 17:40 UTC 版)

サラエボ事件」の記事における「大公夫妻の射殺」の解説

爆弾による暗殺失敗したのを知ったプリンツィプは、大公帰路暗殺するにはどの位置にいるべきかを考え最終的にラテン橋近くにある食料品店(シラーズ・デリカテッセン)の前で待機することに決めたその頃市庁舎出発した1台目2台目車両ラテン橋付近右折してアペル・キーを離れわき道へと入っていった。大公乗る3台目車の運転手が、前の2台のルート追って右折しようとした時、同乗していたポティオレク総督運転手向かって叫び、道を間違えたから停車するよう指示した運転手ブレーキ踏み、車が停止した場所にはプリンツィプ立っていた。プリンツィプ自動車踏み板登ると、フランツ・フェルディナントゾフィー至近距離から射撃した歴史家ルイジ・アルベルティーニによれば、「最初弾丸大公頸静脈を傷つけ、2発目の弾丸女公爵の腹部致命傷与えた」という。プリンツィプは自らを撃って自殺しようとしたが、直ち群衆によって取り押さえられ、逮捕された。プリンツィプはのちに裁判判決に際して自分ゾフィー殺害意図しておらず、彼女が受けた弾丸はポティオレク総督向けて放ったのだった述べたゾフィー撃たれ直後意識失いフランツ・フェルディナントの膝の上倒れこんだ。大公また、治療のため総督公邸に連れて行かれる間に意識不明の状態となった。フォン・ハラック伯爵報告によれば大公最後の言葉は「ゾフィーゾフィー死んでは駄目だ。子供たちのために生きてくれ」というものだったその後怪我についての伯爵質問答えて大公6-7回「大したことはない」という言葉発しその後には長い死前喘鳴続いたゾフィー総督公邸到着した時点死亡確認された。大公フランツ・フェルディナントはその10分後に薨御した。

※この「大公夫妻の射殺」の解説は、「サラエボ事件」の解説の一部です。
「大公夫妻の射殺」を含む「サラエボ事件」の記事については、「サラエボ事件」の概要を参照ください。

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