大会中の出来事
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「2012年ロンドンパラリンピック」の記事における「大会中の出来事」の解説
8月31日、大会組織委員会が陸上円盤投げ女子でデータの入力ミスから金、銀、銅の対象選手を間違えて授与したと発表した。1日に改めて、授与式を行う。 義足の選手として史上初のオリンピック出場を果たしたオスカー・ピストリウスが9月1日に開催された陸上200メートル予選で21秒30の世界新記録を樹立した。しかし翌日の決勝でピストリウスは序盤はリードを奪うものの、後半にブラジルのアラン・オリベイラがこれをかわし、結局ピストリウスは2位となった。ピストリウスは競技直後に「彼の義足は信じられないほど長い」とオリベイラを批判する発言をして物議を醸した。ピストリウスは100m走でも振るわず、地元イギリスのジョニー・ピーコックが優勝した。 ファン・ヨンデ功績賞は、男子は陸上アイルランド代表のマイケル・マクキロップが選ばれた。マクキロップは今回、陸上800m男子と1500m男子の2種目で金メダルを獲得しており、母国アイルランドでは国中の子ども達と触れ合い彼らを励ました功績を称えての受賞となった。そして、女子は陸上ケニア代表のマリ・ナクフミチャが受賞した。ナクフミチャは、これまでの大会で陸上競技投てき種目で5つのメダルを獲得している。今大会、メダル獲得はならなかったがこれまでケニア国内で障害者スポーツの振興に大きな役割を果たしてきた功績を称えての受賞となった。 今回の聖火は、イングランド最高峰のスカフェルパイク山をはじめスコットランド、ウェールズ、北アイルランドにあるそれぞれの最高峰の山頂でボーイスカウトらが火を起こして採火された。その火は、パラリンピック発祥の地とされるイギリス南部のストーク・マンデビルにあるストーク・マンデビル病院近くの競技場に運ばれてひとつになり、聖火リレーがスタートした。 パラリンピックで、初めてチケット完売した。
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