声優・歌手として
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『カードキャプターさくら』をよく見ており、声優を目指したきっかけとなったと語っている。 演じる際のこだわりとして「似たビジュアルのキャラでも生きてきた過程は違うので、少しの違いでも自分の中ではつけてみます。自分以外が聞いたらわからない範囲かもしれませんが(ビジュアルが似ていると声は似たり寄ったりになってしまう事が多いので…)、語尾の収めかたとか、もう自己満(自己満足)のレベルかもしれないんですが」と述べている。また、一つのキャラクターを長きにわたり演じることが少なくない(一例として、『ラブライブ!』絢瀬絵里役、『探偵オペラ ミルキィホームズ』明智小衣役、『戦姫絶唱シンフォギア』月読調役など)。 2016年夏のインタビューでは、声優活動に自信を持つきっかけとして、『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』に出演した際に共演者のあおきさやかと出会い、「ここぞというときに力を入れるためにも、力を抜くところは抜いて、自然体でいること」を学んだことだと述べている。 歌手活動も精力的であり、特に『Animelo Summer Live』には、2010年にfripSideとして初出演して以来、2015年まで6年連続で出演した。2014年から、ソロ歌手としての活動を本格化させている。 自身の音楽活動に対するスタンスとして、fripSideの活動は「ボーカリストとして、八木沼悟志(以下、sat)が表現したい世界観への協力」、ソロ歌手としての活動は「自分が表現したい世界観を出し惜しみなく伝えたい」という相違がある。ただ、ソロ歌手、fripSide、μ'sの活動を同時並行することで、例えば、fripSideやμ'sで得たものをソロ活動に活かすといったように、いずれにおいても充実した活動ができているという。そのため、ソロ歌手としての活動においては、先述のように、声優、ソロ歌手、fripSide、μ's、これらの活動を包含して、「『これ全部、南條愛乃です!』ということを伝えられる場にしたい、ということを心掛けている」と述べている。 自身が得意とする音楽として、アップテンポでデジタルを基調とする曲調を挙げているが、ソロ歌手としての活動としてはそのような曲はあくまでも音楽のレパートリーの一つという位置付けで、比重としては大きくない。 特にソロ歌手としての活動において強く意識していることは、「声優でもあるので、感情をどこに入れようかな、どこに引いていこうかな、という細かい表現」であり、特にライブの際は、「例えば友達同士はもちろんカップルとか家族とかで観ても安心して見られるライブになったらいいな」、「距離感を大事にしたいんです。同じ日常を生きている仲間として、同じ時間を共有できたらいいなというのはありますね」と述べている。
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