報道発ドキュメンタリ宣言とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 報道発ドキュメンタリ宣言の意味・解説 

報道発 ドキュメンタリ宣言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/16 13:50 UTC 版)

報道発 ドキュメンタリ宣言
ジャンル ドキュメンタリー番組
出演者 長野智子(ナビゲーター)
製作
制作 テレビ朝日
放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト
放送開始から2010年3月まで
プロデューサー 原一郎(CP)
オープニング DAISHI DANCE「LOVE,TRUST,BELIEVE」
エンディング 同上
放送期間 2008年11月3日 - 2010年3月8日
放送時間 月曜日 19:00 - 19:54
放送分 54分
2010年4月から放送終了まで
プロデューサー 紫藤泰之
佐藤彰(CP)
放送期間 2010年3月27日 - 2011年9月24日
放送時間 土曜日 17:00 - 17:30
放送分 30分

特記事項:
枠移動後初回は、16:00 - 17:25にSP版を放送。
テンプレートを表示

報道発 ドキュメンタリ宣言』(ほうどうはつドキュメンタリせんげん)は、2008年11月3日から2011年9月24日まで、テレビ朝日生放送(一部は事前収録)されていたドキュメンタリー番組である。ハイビジョン制作。新聞の番組表では「ドキュメンタリ宣言」、後述の放送枠移動後は「D宣言」と記載されていた。

2009年11月2日からは字幕放送が実施された。

御殿場事件高知白バイ衝突死事故はこの番組で注目された。

概要

番組ナビゲーター(司会進行)には、同局で放送されている報道番組ザ・スクープ』『朝まで生テレビ!』『報道ステーション』『サンデースクランブル』などでキャスター・進行、レポーターを務めている長野智子が担当した。

番組名が「ドキュメンタリー」ではなく「ドキュメンタリ」としている理由は、番宣によると、「ー」の文字を隠すことで、一線を画すの意味合いが込められていた。

この時間帯はローカルセールス枠で、一部系列局では、月1回程度のレギュラー番組もしくは特別番組を放送することによって当番組が時差放送または未放送となる場合がある。そのため番組宣伝及び次回予告には「一部地域を除く」という一文が付け加えられていた。

初回(2008年11月3日)に放送された長門裕之南田洋子[注釈 1]夫妻のドキュメントは22.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)の高視聴率を記録[1][注釈 2]。この影響によりテレビ朝日系BSデジタル放送BS朝日でも単発枠で放送され、2009年4月20日には初回(第一章)の続きとなる第二章が放送された[注釈 3]。第1回こそ高視聴率を得たものの、第2回以降の視聴率は一桁が続いた。

2009年5月10日(日曜日)14:00 - 15:25には、以前2時間スペシャルで放送した川島芳子の特別編を放送している。

放送時間変更へ

2010年春の改編により、月曜19時台にはネオバラエティ枠の番組である『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』が移動しており[2]、本番組は同年4月3日から毎週土曜日17時台前半に枠を移動して放送する[3]ものの、3月8日放送分で最終回扱いとしているネット局が多く、結局、全系列局が定期放送を終了(以後、系列局は一部の回のみ放送する形を取っている)。

地上波では事実上の関東ローカル放送に格下げとなったが、それにあわせ、当改編よりBS朝日でも毎週月曜日の23時30分より2日遅れで放送を開始したが、同年11月以降は放送時間が3時間30分繰り下げられ、毎週火曜日3時00分(月曜日深夜)から放送していた。BS朝日での放送により、ANN系列放送局がない地域でも見られるようになった。その後、地上波より1週間遅れの毎週土曜日1時30分から(金曜日深夜)の放送となった。

内容的には、長野の進行場所がバーチャルスタジオからニュースルームに移り、ナレーションなどでの俳優起用も取り止めるなど制作予算を大幅に減らすことが図られている反面、長野が現地へ体当たりレポートをしたり、スタジオに専門家を呼んだりして結果として機動性の高い放送になった。

2010年9月18日は19:00 - 20:51の枠で『総力取材 異常気象スペシャル』と題して、特別番組ではあるものの地上波の全国ネットで半年ぶりにゴールデンタイムで放送された[注釈 4]。また、同年10月30日には16:30 - 17:30の拡大版を放送した。

2011年9月を以て番組そのものは終了。同年10月から2017年4月2日までは長野がメインキャスターを務めた日曜昼前日曜夕方放送の『報道ステーション SUNDAY』の1コーナーとして、再び全国放送されていた。

出演者

ナビゲーター
ナレーター

テーマ曲

スタッフ

  • 構成:武田浩
  • 題字:片岡鶴太郎 - 各回のテーマタイトルを担当
  • チーフディレクター:吉川徹
  • プロデューサー:紫藤泰之(テレビ朝日)、阪本明(viviA)
  • チーフプロデューサー:佐藤彰(テレビ朝日)
  • 制作協力:テレビ朝日映像ほか
  • 制作著作:テレビ朝日

過去のスタッフ

  • スタジオ演出:本井健吾(テレビ朝日)
  • プロデューサー:小俣貴史(テレビ朝日)
  • チーフプロデューサー:原一郎(テレビ朝日)

脚注

注釈

  1. ^ 後に南田は2009年10月21日クモ膜下出血のため亡くなり、同年11月2日に当番組で追悼特集が組まれたものが放送された。
  2. ^ 初回放送当日は祝日であり、前夜に放送したプロ野球日本シリーズ第2戦「巨人×埼玉西武」内で、CMが明けるごとに当番組の番宣も行っていた。
  3. ^ 北陸朝日放送では、いずれもローカル番組『DokiDokiてれび』の放送を優先したため、第一章は2008年11月8日(土曜日)15:00 - 15:55に、第二章は2009年4月25日(土曜日)16:00 - 16:55にそれぞれ振替放送。前番組までの当該枠の番組でも、テレビ朝日での放送から5日後の土曜に振替放送を行っていた。
  4. ^ なお、この特別番組は千葉市幕張新都心にある、ウェザーニューズグローバルセンター内の特設スタジオから、気象予報士の依田司と共に進行・生放送を行った。

出典

関連項目

外部リンク

テレビ朝日系列 月曜19:00 - 19:54枠
前番組 番組名 次番組
女神のアンテナ
(2007.11.5 - 2008.8.25)
報道発 ドキュメンタリ宣言
(2008.11.3 - 2010.3.8)
テレビ朝日 土曜17:00 - 17:25枠
旅の香り
〜四季の名宿めぐり〜

(再放送)
(2009.10.3 - 2010.3.20)
報道発 ドキュメンタリ宣言
(2010.3.27 - 2011.9.24)
スペシャルサタデー・第3部
※14:00 - 17:25
テレビ朝日 土曜17:25 - 17:30枠
良好生活研究所
(2009.10.3 - 2010.3.27)
報道発 ドキュメンタリ宣言
(2010.4.3 - 2011.9.24)
良好生活研究所
(2011.10.1 - 2012.2.25)
【16:55 - 17:00枠から再移動】

「報道発 ドキュメンタリ宣言」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「報道発ドキュメンタリ宣言」の関連用語

報道発ドキュメンタリ宣言のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



報道発ドキュメンタリ宣言のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの報道発 ドキュメンタリ宣言 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS