埼玉県立新座総合技術高等学校とは? わかりやすく解説

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埼玉県立新座総合技術高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 19:16 UTC 版)

埼玉県立新座総合技術高等学校

埼玉県立新座総合技術高等学校
北緯35度46分44.5秒 東経139度35分5.97秒 / 北緯35.779028度 東経139.5849917度 / 35.779028; 139.5849917座標: 北緯35度46分44.5秒 東経139度35分5.97秒 / 北緯35.779028度 東経139.5849917度 / 35.779028; 139.5849917
国公私立の別 公立学校
設置者  埼玉県
設立年月日 1983年
共学・別学 男女共学
課程 全日制
単位制・学年制 学年制
設置学科 電子機械科
情報技術科
デザイン科
総合ビジネス科
服飾デザイン科
食物調理科
専攻科 デザイン専攻科
学期 3学期制
学校コード D111210001226
高校コード 11249G
所在地 352-0013
埼玉県新座市新塚1-3-1
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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埼玉県立新座総合技術高等学校(さいたまけんりつにいざそうごうぎじゅつこうとうがっこう)は、埼玉県新座市にある職業高等学校

概要

埼玉県東京都の県境に位置した学校で、南側が練馬区大泉学園町で、北側のすぐ近くに陸上自衛隊朝霞駐屯地がある。

電子機械科・情報技術科・デザイン科・総合ビジネス科・服飾デザイン科・食物調理科の6学科ほか、高校卒業生を対象としたデザイン専攻科(2年制の専門学校課程)を設置している。

「生徒の人格を認め、能力の自発的な開発を望むならば、学校にはチャイムは不要である。」との考えから、ノーチャイム制となっている。生徒は自ら管理し行動して欲しいとの願いが込められている。

所在地

  • 埼玉県新座市新塚一丁目3番1号

沿革

  • 1983年(昭和58年)埼玉県立新座総合技術高等学校開校
全日制電子機械科・情報技術科・工業デザイン科・商業科・服飾デザイン科、食物調理科設置
  • 1988年(昭和62年) デザイン専攻科設置
  • 1996年(平成8年) 商業科を国際ビジネス科に改称
  • 2005年(平成17年) 工業デザイン科をデザイン科に改称
  • 2013年(平成25年)国際ビジネス科を総合ビジネス科に改称

校章

校門の外に立つコブシの花(新座市の市花)をデザインしたもの。
校章のバッジは純銀製となっている。理由として、技術者のエリートを育てていくという教育方針にのっとり「人間の重厚さと自分の学校に誇りを持たせたかったからで、いぶし銀のような人間に成長してもらいたい」との期待も込められている[1]

校歌

中村千榮子が作詩し、岩河三郎が作曲した。

校歌の歌詞は3番まである学校が多いが、本校の校歌の歌詞は2番までしかない。
作詞者の方に「(初代)校長先生の語る新座総合の未来への情熱に共感し2番までにすべて歌い込みました。3番もといわれるのなら全部お断りいたします。」と言われたため、やむなく2番までの歌詞となった[1]

制服

2022年4月入学生から約30年ぶりに制服が新しくなる。 服飾デザイン科の2・3年生のデザイン画をもとに、デザインが決定した。 女子の青色のリボンは大きく、スカーフで巻いたような特徴的なデザインとなっている。

設置学科

全日制

電子機械科

  • 「電子技術」・「機械技術」・「情報技術」の3分野が融合したメカトロニクス技術を学ぶ。
    1年次は、電子・機械・情報を基礎から学び、計算技術検定3級と情報技術検定3級を全員が受験する。2年次は、基礎製図検定を全員が受験する。2・3年次に第二種電気工事士の取得を目指す。その他、危険物取扱者乙種四類など。

情報技術科

デザイン科

1年次はデザインの基礎的な技術や知識を学び、2年次にはレタリング技能検定に取り組み、ポスターや立体模型、ロゴマークなど、具体的なデザインの実習が始まる。3年次の「課題研究」の授業では、自分の進路や興味などに合わせて「芸大・美大への進学コース」・「プロダクトデザインコース」・「ビジュアルコミュニケーションデザインコース」の3コースから1つを選択し、年間を通してより専門的に学ぶ。進学コースでは予備校講師が授業を担当し、受験に向けてのサポートをする。

総合ビジネス科

ビジネスの専門的スキル習得を目指し、2年次に会計分野の学習を中心とする「会計ビジネス」かマーケティング分野の学習を中心とする「創造ビジネス」の2コースに分かれる。
簿記検定情報処理検定ビジネス文書検定・電卓検定・ITパスポート試験などの資格取得を目指す。

服飾デザイン科

服を作るために必要なミシンの使い方、手縫い、デッサン、デザイン画の描き方など基礎から学べる。被服製作の授業では1人1台のミシンを使える。 3年次の選択科目、ファッション応用技術Ⅱではグループ制作でドレスを作成する。学習成果を発表する場として年2回ファッションショーを行う。
被服製作技術検定(洋裁)、色彩検定などの資格取得を目指す。

食物調理科

埼玉県の公立高校では、はじめて生まれた食物調理の専門学科。
厚生労働省認可の調理師養成施設で、調理師免許取得のために必要な知識と技術を学ぶ。卒業時に調理師免許を取得できる。

専攻科

デザイン専攻科

高校卒業者を対象とした、2年制の専攻科課程。前期・後期の2学期制で、定員は1学年15名、2学年合計30名。
「ビジュアルデザインコース」「プロダクトデザインコース」「ファッションデザインコース」を設置し、各分野の社会人講師による少人数指導を行っている。
Windows、Macintoshがそれぞれ20台ずつ設置されている。1日の授業は3時間、3時間で分かれている。 文化祭では主に生徒が制作したものの販売を行っており、約40万売り上げるほどの人気がある。外部から依頼を受け、イベントのポスターも積極的に制作している。代表作として朝霞市民祭り彩夏祭のポスターなどがある。

入学試験は年2回行われており、試験科目は面接と作品のプレゼンテーションがある。

部活動

部活動は1年次は原則として全員加入制になっている。

学校行事

  • 文化祭(こぶし祭)
6つの学科の特色を活かした出し物等がある。
  • 体育祭
  • ロードレース大会
  • 現場実習
2年次に、6日間、企業で実習する。専門的な知識・技術をより深く習得するだけでなく、社会人としてのマナーや正しい勤労観なども身に付ける。
  • 修学旅行
2年次に行われ、最近は沖縄が主流となっている。
  • 課題研究
3年次になると大半の時間をこれに費やすこととなる。デザイン科は3月に卒業展覧会として一般公開する。

交通

著名な卒業生

脚注

  1. ^ a b 新総六つの謎 埼玉県立新座総合技術高等学校

関連項目

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