地方選挙区とは? わかりやすく解説

地方選挙区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:39 UTC 版)

中華民国立法委員選挙区」の記事における「地方選挙区」の解説

1948年第一回中華民国立法委員選挙中国語版)は単記非移譲式投票大選挙区制採用していた。全国47の省・直轄市および蒙古地方チベット地方から659人の立法委員選出された。定数は「人口300未満選挙区からは5人、300万人上の選挙区超過100万人ごと1人増加」と規定された:87, 981969年中華民国立法委員増額選挙中国語版)では台湾省2つ選挙区台北市1つ選挙区併せて11人の議員選出された。1972年中華民国立法委員増額選挙中国語版)では選挙区の数が8つ増え台湾省6つ台北市1つ福建省1つ)、27人の立法委員選出された(うち台湾省合計21人、台北市で5人、福建省1人):90-911979年高雄市直轄市となったため、1980年中華民国立法委員増額選挙では選挙区の数が9つ増え台湾省6つ台北市1つ高雄市1つ福建省1つ)、52人の立法委員選出された(うち台湾省合計38人、台北市で8人、高雄市で5人、福建省1人) :931989年に『動員戡乱時期公職人員選挙罷免法』が大幅に修正された。台湾省地域選挙区選出される議員の総人数79人に固定され台湾省の下にある21の県と市は1県(市)1選挙区のように指定された。ただし、人口が多い台北市高雄市それぞれ2つ選挙区分かれた:93-94。 1992年第二回中華民国立法委員選挙前に福建省選挙区金門県連江県2つ選挙区分けられたため、合計119人の立法委員選挙区選出されるようになった第三回中華民国立法委員選挙での選挙区第二回と同じであったが、選出議員の数は3人増えて122となった:95-96。1997年7月第3回国民大会第2回会議は『中華民国憲法増修条文』の第4条改正行い翌年第四回中華民国立法委員選挙の総議席数が225議席となり、うち地方選挙区選出立法委員数は168となった選挙区第三回とはほぼ同じであったが、台北県3つ分けられた。2001年第五回2004年第六回中華民国立法委員選挙第四回選挙区と総議席数を継承したが、各選挙区選出議員数には細かい調整が行われた。 2004年8月立法院第7回憲法修正案を提出した翌年6月2005年中華民国国民大会代表選挙選出され300名の国民大会代表により可決された。この憲法改正後、立法委員の地方選挙区は各選挙区1人選出する小選挙区制移行した全国合計73議席設定され各県市にまず1議席配分し残り議席各県市の人口原住民を除く)に応じて配分し複数立法委員選出すべきである県市では行政区域内の選挙区区割り分割行った:101-102。また、公職人員選挙罷免法(中国語版)』第35条に基づき2008年第七回中華民国立法委員選挙前の選挙区区割り変更発表日以降人口変動に応じて10年ごとに選挙区区割り見直しが行われる。例えば、直近の選挙区の区割り変更2019年初頭発表され台南市(5→6)と新竹県(1→2)ではそれぞれ1議席増、高雄市(9→8)と屏東県(3→2)ではそれぞれ1議席となった。この新し区割り2020年第十回中華民国立法委員選挙初め適用するようになった

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