地域・市街地構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 15:42 UTC 版)
「新発田駅#駅周辺」も参照 市域は中心となる本庁地区に、戦後に編入した旧自治体をベースとする11の地区を加えた計12の地区から成る。また、都市計画マスタープランではこれと異なる10の地域設定が行われている。 本庁地区の中心街は、新発田駅前から西へ伸びる道路沿いに1km以上に渡って片持ちアーケードが設置されており、この通りが事実上メインストリートとなっている。かつてはこの通り沿いに百貨店・大型商業施設が複数存在していたが、1990年代頃に閉店・郊外移転が相次ぎ、空洞化が進行している。一方で新新バイパスから続く新発田バイパスや新発田南バイパス沿いには郊外型商業施設の出店が相次ぎ、2005年(平成17年)オープンのイオンモール新発田が代表的である。こうした開発に合わせて市街地も大きく広がり(DID面積は1980年(昭和55年)5.50km2→2010年(平成22年)9.49km2)、これらのバイパスの内側では2010年代に入ってからも宅地開発が続いている。 こうしたドーナツ化現象への対策として様々な取り組みが行われており、2006年11月には県立新発田病院が駅前の大倉製糸新発田工場跡に移転され、2016年には図書館を核とする駅前複合施設「イクネスしばた」、2017年にはオープンスペースを有する市役所新庁舎「ヨリネスしばた」が相次いで開設された。なお、市役所は従来北側の旧武家地に位置していたものを旧町人地(現在のメインストリート)に移した形である。 新発田駅前から1 km以上続くアーケード 新発田南バイパス沿いのロードサイド店舗群
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