土俵上の記録・合い口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 09:42 UTC 版)
2010年9月場所まで、過去14日目で全勝だった8場所は全て千秋楽で勝利、合計8回の全勝優勝を果たしていた。しかし2011年11月場所千秋楽は大関把瑠都に敗れ、9回連続での全勝はならなかった。さらに2012年7月場所千秋楽では、14戦全勝対決で大関日馬富士に敗北、またも全勝優勝を逃している。それから5場所後の2013年3月場所で、14場所ぶりに9回目の全勝を果たし、翌5月場所で初の2桁となる10度目の全勝優勝を成し遂げる。 2015年1月場所までに、13日目での優勝決定が6回ある。これは千代の富士の4回を抜いて史上最多記録である。 2010年11月場所で地方場所を8連覇したが、2011年7月場所で優勝を逃し地方場所の連覇がストップ(歴代1位は朝青龍の9連覇。ちなみに2004年3月場所から2010年11月場所まで地方場所では朝青龍と白鵬の二人だけの優勝が続いていた)。なお白鵬は、横綱昇進後において11月(九州)場所は、2013年に横綱日馬富士に相星決戦で敗れて優勝を逃したときと2015年、2016年、2018年、2020年(東京開催)以外は全て優勝しており、歴代1位の千代の富士(8連覇)に続く6連覇(2007年 - 2012年)を含む9回の優勝を記録している。 2021年現在、白鵬が幕内対戦成績で10敗以上している力士は朝青龍、日馬富士、琴欧洲、稀勢の里の4人しかいない。いずれも現役を退いており、白鵬が勝ち越して終わっているため、苦手力士はほぼいないと言える。 同様に2021年現在、白鵬と幕内で対戦して勝利し、無敗のまま引退した力士は金開山、栃乃花、豊桜、翔天狼、貴ノ岩、荒鷲の6人しかいない。彼らとは初顔で敗れて以後対戦がなかった。金開山は白鵬が幕内昇進後に初めて黒星を喫した力士である。翔天狼、貴ノ岩、荒鷲の3人は、白鵬が横綱昇進後に初顔で金星配給した力士であり、いずれもその後の対戦はないまま引退した。1勝1敗の五分で対戦が終了した力士は追風海のみである。 入幕後しばらくは若の里を苦手にしており、対戦成績で負け越していたが力が逆転し、最終的には勝ち越して終わっている。
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