国際連合安全保障理事会決議660とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議660

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/25 14:28 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議660
日付: 1990年8月2日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 2932回
コード: S/RES/660 (UNSCR660)
文書: 英語

投票: 賛成: 14 棄権: 1 反対: 0
主な内容:
  • イラクのクウェート侵攻を非難
  • イラクの即時無条件撤退を要求
投票結果: 採択

安全保障理事会(1990年時点)
常任理事国

中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦

非常任理事国
カナダ
コートジボワール
 コロンビア
 キューバ
エチオピア
 フィンランド
マレーシア
 ルーマニア
イエメン
ザイール

国際連合安全保障理事会決議660(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ660、: United Nations Security Council Resolution 660)は、1990年8月2日国際連合安全保障理事会で採択されたイラククウェート情勢に関する決議。略称はUNSCR660

概要

国連安保理決議660は、湾岸戦争に関する決議で、決議採択当日の8月2日に行われたイラクのクウェート侵攻を非難し、同国に即時の無条件撤退を求めるもの。決議は賛成14:反対0:棄権1(イエメンは退席)で採択された。

主な内容

  • イラクのクウェート侵攻は国際平和と安全に対する違反行為であることを認定
  • 国連憲章第39条及び第40条に基づいて行動することを決定
  • イラクに対し、クウェート侵攻を非難
  • イラクに対し、1990年8月1日の配備地点まで同国部隊を即時に無条件で撤退することを要求
  • イラク及びクウェート両国に対し、事態打開のための真摯な協議の開始を要請
  • 理事会はこのための努力、とくにアラブ連盟による努力を全面的に支援することを約束
  • 本決議の履行を確保するに質するその他手段を講じるため、必要に応じて理事会を招集することを決定

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