国際連合安全保障理事会決議665とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議665

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 00:56 UTC 版)

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国際連合安全保障理事会
決議665
日付: 1990年8月25日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 2,938回
コード: S/RES/665
文書: 英語

投票: 賛成: 13 反対: 0 棄権: 2
主な内容: イラクのクウェート侵攻
投票結果: 採択

安全保障理事会(1990年時点)
常任理事国

中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦

非常任理事国
カナダ
コートジボワール
 コロンビア
 キューバ
エチオピア
 フィンランド
マレーシア
 ルーマニア
イエメン
ザイール

ペルシャ湾

国連安全保障理事会決議665(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ665、: United Nations Security Council Resolution 665)は、1990年8月25日国際連合安全保障理事会で採択された決議である。1990年8月2日のクウェート侵攻を受けて、過去の決議660661662664の完全かつ即時の履行を求め、イラクへの禁輸措置を実行するための海上封鎖を承認した。

クウェート侵攻勃発後の1990年8月6日、安保理は、医療品、食料、その他の人道支援に必要な物資を除いて、イラクへの禁輸を実行し、経済制裁を課す決議661を採択した。海上封鎖を承認するにあたり、安保理は、加盟国に対して互いに協力し、軍事参謀委員会とともに決議661を確実に履行するように求め、さらに、国際連合事務総長に対して、状況の進展について報告するように求めた。

決議は、キューバとイエメンが棄権したが、賛成13で採択された。封鎖を法的に実行可能とする国際連合憲章第7章第42条に基づく安保理の権限行使は避けられた[1]

関連項目

脚注

  1. ^ United Nations: Department of Political Affairs (1989). Repertoire of the Practice of the Security Council: Supplement 1989–1992. United Nations Publications. p. 587. ISBN 978-92-1-137030-0 

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