国際センター中継局とは? わかりやすく解説

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名古屋国際センター

(国際センター中継局 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/20 07:18 UTC 版)

名古屋国際センタービル
Nagoya International Center Building
名古屋国際センタービル
(2022年(令和4年)10月)
情報
用途 店舗事務所
設計者 株式会社日建設計[1]
施工 清水建設大成建設共同企業体[1]
建築主 名古屋市第一生命保険[1]
管理運営 第一ビルディング
構造形式 鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造鉄筋コンクリート造[1]
敷地面積 6,645.94 m² [1]
建築面積 1,502.54 m² [2]
延床面積 46,946.69 m² [1][2]
階数 地上26階・地下3階、塔屋1階[1]
高さ 102.0m[2]
エレベーター数 11基(東芝製・日立製各5基、非常用三菱製1基)
着工 1982年4月8日[2]
竣工 1984年6月30日[2]
所在地 450-0001
愛知県名古屋市中村区那古野1丁目47-1
座標 北緯35度10分22.1秒 東経136度53分25.09秒 / 北緯35.172806度 東経136.8903028度 / 35.172806; 136.8903028 (名古屋国際センタービル
Nagoya International Center Building
)
座標: 北緯35度10分22.1秒 東経136度53分25.09秒 / 北緯35.172806度 東経136.8903028度 / 35.172806; 136.8903028 (名古屋国際センタービル
Nagoya International Center Building
)
備考 工費128.8億円[2]
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名古屋国際センター(なごやこくさいセンター、Nagoya International Center, 略称:NIC)は、愛知県名古屋市中村区にある名古屋市の公共施設。名古屋地域の国際化を推進することを目的として、1984年昭和59年)10月12日に開設された。運営は、公益財団法人名古屋国際センター

本施設が入居する名古屋国際センタービル名古屋国際センターホール、およびテレビ愛知2010年平成22年)6月23日に開局した国際センター中継局についても本ページで解説する。

国際センター概要

名古屋地域における国際交流の総合拠点施設として計画され、1977年(昭和52年)12月の名古屋市会における「名古屋市基本構想」議決を経て、翌年に策定された『国際文化村構想』に端を発する。

沿革

  • 1979年(昭和54年):国際文化村→国際文化センター に名称変更。
  • 1982年(昭和57年)4月8日:泥江再開発ビル(名古屋国際センタービル)が着工し、翌年7月11日に 名古屋国際センター に名称変更。
  • 1984年(昭和59年)8月1日:「財団法人名古屋国際センター」設立、法人登記。
  • 同年10月12日:名古屋国際センター開設。

指定管理事業等

  • 情報サービスコーナーの運営
  • ライブラリー
    • 日本国外・日本国外関係の図書・資料・地図・ビデオ・新聞・雑誌・国際交流団体の機関紙、外国語小説等の閲覧サービス、図書貸し出しを行っている。
  • 外国人向け相談
  • 海外児童生徒教育相談
  • 研修事業
    • 国際理解教育の推進、日本語ボランティアの育成・支援、 地域の国際化を推進するためのセミナーなどを行う。
  • 国際交流・協力事業
  • 国際交流に関するボランティア活動
  • 外国人市民の暮らしやすいまちづくりを行う事業

※ その他、国際留学生を支援するための事業等を行っている。

貸し施設

  • ホール(別棟『名古屋国際センターホール』、221m2
    • 180席スクール形式 または 250席シアター形式で利用できる。小規模の講演会や演奏会が行える。
    • 別途20席の円卓会議室(1室)がある。
  • 会議室
    • 第一~第六会議室(5F)
  • 和室(5F)
  • 展示室(4F)
    • 第一~第四展示室(第一~第三展示室はパーティションを外して一体にできる。)
  • 研修室
    • 第一研修室(3F)、第二研修室(3F)、第三研修室(4F)

名古屋国際センタービル

愛知県名古屋市中村区那古野1丁目(泥江町〈ひじえちょう〉交差点北東角)に所在する超高層ビル

計画名『泥江一種市街地再開発A街区』の再開発ビル(泥江再開発ビル)として建設されたもので、第17回中部建築賞に入賞している[3]

エレベーター

オフィス用エレベーターは低層バンクと高層バンクに分かれており、低層バンクは東芝製、高層バンクは日立製であり、非常用エレベーターは三菱電機製となっている。オフィス用・非常用エレベーター全11基は2017年(平成29年)から順次リニューアル工事が行われていて、それは2021年令和3年)3月にすべて完了した。エレベーター乗場の意匠更新も実施した。

エレベーターの製品名

低層バンク(東芝製、No.1 - 5号機)
B1 - 14(5号機のみ車いす操作盤あり)
高層バンク(日立製、No.6 - 10号機)
B1 - 2・14 - 25(6号機のみ車いす操作盤あり)
非常用バンク(三菱電機製、No.11号機)
B3 - B1・1 - 26

フロア構成

  • 25・26階 中国料理店「東天紅」名古屋店(2022年12月末で閉店)
  • 7 - 24階 オフィスフロア(エレベーターの乗継階は14階)
    • 大韓貿易投資振興公社名古屋貿易館
  • 6 - 7階
  • 2 - 5階 名古屋国際センター
  • 地下1階 - 1階 飲食店フロア・メインエントランス・防災センター
  • 地下2階 - 地下1階 駐車場
  • 地下3階 機械室

名古屋国際センターホール

名古屋国際センタービルに付属する別棟の多目的ホール

主要諸元

  • 建築面積:1,035.48m2[2]
  • 竣工:1984年(昭和59年)9月30日[2]

国際センター中継局

TVAテレビ愛知瀬戸デジタルタワーからの電波が届きにくい名古屋市中心部の大部分をカバーするために設置した放送用中継局[4]

中継局概要

リモコン
キーID
放送局 物理
チャンネル
空中線電力 ERP 放送対象
地域
放送区域
内世帯数
偏波面
10 TVA
テレビ愛知
26ch 3W 40W 愛知県 約264,000世帯 垂直偏波

放送エリア

愛知県名古屋市中区昭和区)の全域、並びに名古屋市(千種区東区西区中村区瑞穂区熱田区中川区南区天白区)の各一部[5]及び清須市の極一部。

歴史

交通アクセス

脚注・出典

  1. ^ a b c d e f g 名古屋国際センタービル” (PDF). 株式会社第一ビルディング. 2014年8月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 名古屋国際センター” (PDF). 名古屋市. 2014年8月31日閲覧。
  3. ^ 昭和60年度 第17回中部建築賞入賞作品” (PDF). 中部建築賞協議会. 2013年9月6日閲覧。
  4. ^ 愛知県の開局状況 総務省 東海総合通信局
  5. ^ 東海地区の開局情報(愛知県)/(表13)国際センター中継局(名古屋市:国際センタービル) 総務省 東海総合通信局
  6. ^ 地上デジタルテレビジョン放送局(名駅及び国際センター中継局)の免許[リンク切れ]総務省 東海総合通信局、2010年6月23日

関連項目

外部リンク


国際センター中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 07:07 UTC 版)

名古屋国際センター」の記事における「国際センター中継局」の解説

TVAテレビ愛知瀬戸デジタルタワーからの電波届きにくい名古屋市中心部大部分カバーするために設置した放送用中継局

※この「国際センター中継局」の解説は、「名古屋国際センター」の解説の一部です。
「国際センター中継局」を含む「名古屋国際センター」の記事については、「名古屋国際センター」の概要を参照ください。

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