国華天狼【コッカテンロウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10534号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 国華天狼 よみ:コッカテンロウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 9月 6日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「泉郷筑前」を交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の極大輪で、観賞用鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは極太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長は極長、葉幅は極広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は水平、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは極大、厚みは極高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はかなり多である。管状花数はやや多、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはかなり大、幅はやや広、外花弁の表面及び裏面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は垂れ、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはかなり大、総ほうの大きさは大、花首の太さは太、長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。「国華の礎」と比較して、たく葉が大きいこと等で、「国華祝祭」と比較して、たく葉が大きいこと、外花弁の表面及び裏面の色が浅緑黄(同2904)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に出願者の温室(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「泉郷筑前」を交配し、その実生の中から選抜、以後増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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