国華奉賀【コッカホウガ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10528号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 国華奉賀 よみ:コッカホウガ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 9月 6日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「泉郷新緑」を交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の小輪で、観賞用鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは極太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや長、一次欠刻はやや浅、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはかなり厚、硬さはやや硬、葉柄の着生角度は水平、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは小、厚みは低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はかなり多である。管状花数は極少、分布は散在、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さは大、幅はやや広、外花弁の表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)、裏面の色は浅緑黄(同2904)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は垂れ、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは極大、総ほうの大きさは大、花首の太さは太、長さは長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「国華萬寿」及び「国華宝石」と比較して、外花弁表面の色が浅緑黄(同2703)であること、花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に出願者の温室(大阪府和泉市)において、出願者所有の育成系統に「泉郷新緑」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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