国華宝石【コッカホウセキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7826号 |
登録年月日 | 2000年 3月 29日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 国華宝石 よみ:コッカホウセキ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 4月 1日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社国華園 | |
品種登録者の住所 | 大阪府和泉市善正町10番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岸脇淳介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統に「泉郷新緑」を交配して育成されたものであり,花は明緑黄色の厚物のやや大輪で,観賞用鉢植え向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは極太,色は緑,強さは強,中空の程度は小,縦じわは低,摘心後の分枝性は多,側らいの発生程度は多,節間長は中である。葉身長は極長,葉幅はかなり広,葉の縦横比は中,葉柄の長さは長,一次欠刻はやや深,表面の色は濃,裏面の色は中,毛じの多少は少,光沢度は中,厚さは厚,硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は3~4深裂以上,大きさは大,分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大,厚みは中,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は多である。管状花数はやや多,分布は集中,長さはやや大である。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,花弁の長さはかなり大,幅はやや広,外花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705),裏面の色は浅緑黄(同2703),舌状花表面の色の分布状態は均一,花の中心部の色は外弁と同色,花たくの形は平らなドーム状,大きさは極大,総ほうの大きさはかなり大,花首の太さはかなり太,長さはやや長,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性はやや晩である。「国華豪快」と比較して,茎の縦じわが低いこと,花弁先端の形が丸いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者のほ場(大阪府和泉市)において,出願者所有の育成系統に「泉郷新緑」を交配して得られた実生から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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