国会政党(2011-)
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「チェコ海賊党」の記事における「国会政党(2011-)」の解説
2011年3月のクラドノ上院地方選挙で、彼らの得票は0.75%だった。 2012年のチェコ上院選挙では、チェコ海賊党が候補者3名を(うち1名は他政党と共同で)指名した。この時の候補者で内部告発者のリボル・ミチャレクが二巡目投票で上院議員に選出され、チェコ海賊党が初めて国会政党となった。 2014年の地方選挙では、マリアーンスケー・ラーズニェで過半数を獲るなど多くの地方議会で躍進し、ヴォイチェフ・フランタが同党初の市長に選出された。 2016年の上院選挙で、海賊党は支援する多党連立指名の候補を擁立し、上院で追加2議席を獲得した。 2017年の下院総選挙の後、同党は代議院 (チェコ)で200議席中22議席を有する第3政党となり、与党内閣と対立する側に席を置いた。 海賊党は2018年のプラハ市議選で65議席中13議席で二番目に大きな党となり、3番目および4番目の政党と統治連合を結成して、この政党連合がプラハ市議会65議席中39議席を占めた。同年、海賊党の最有力候補ズデニェク・フジブが75,082票を獲得し、プラハ市長に選出された。 2019年の欧州議会選挙では最有力候補マルセル・コラヤを擁立し、同党は欧州海賊党と共通地盤で活動した。コラヤはマルケタ・グレゴロバ、ミクラシュ・ペクサと共に欧州議会議員(MEP)に選出された。2019年5月、同党はドイツ海賊党MEPパトリック・ブライアと共に欧州緑グループ・欧州自由連盟に加わる交渉をした。同6月、欧州海賊党の議員4人全員がこの会派に加わった。同7月、コラヤが欧州議会の副議長14人の一人に選出された。 2020年1月、バルトシュが党首に再選出された。同10月の地方選挙では得票14.67%となり、同党が地方議会675議席中99議席を獲得した。2020年の元老院選挙で同党は候補者2名を共に当選させ、うちアデラ・シュポバは40歳という元老院で最も若い議員となった。 2020年12月、翌年の下院選挙に向けて革新系中道右派政党・市長と無所属(英語版)(STAN)と政党連合・海賊と市長を結成し、2021年10月の選挙では37議席を獲得。同じく野党連合のSPOLU(市民民主党+キリスト教民主同盟=チェコスロバキア人民党+TOP 09)と合わせて過半数を制したため、政権交代を実現させることとなった。
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