否定的な見解・言及
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:34 UTC 版)
医学会などの公的な見解以外を挙げる。 朝日新聞は山口新生児ビタミンK欠乏性出血症死亡事故以降、ホメオパシーに疑問を呈する報道を続け、由井寅子のホメオパシージャパン系の団体はそれに強く反発している。 「週刊新潮」(2010年8月26日号)では、「死亡事故複数という奇妙な『ホメオパシー』にハマっている有名人」という記事で、上記のようなホメオパシーを利用し肯定する有名人たちを否定的に取り上げている。 やや日刊カルト新聞の藤倉善郎は、上記の「週刊新潮」の記事にホメオパシーとそれにハマる人々を疑問視するコメントを寄せている。また、朝日新聞のホメオパシー批判報道について、朝日新聞は系列の朝日カルチャーセンターでホメオパシー講座を行い「ファッショナブルな自然志向」の装いで宣伝に協力してきたため、報道自体は有意義でまっとうな内容だが、「マッチポンプジャーナリズム」であると評している。 あかつき療術所における死亡事故の被害女性の友人だったカンバーランド長老・ めぐみ教会牧師の荒瀬牧彦は、ホメオパシーが主張する「好転反応」という概念を完全に否定するわけではないが、濫用すると思考停止を招くと指摘している。また、「なんでもなおせる」というホメオパスの一部には万能意識が見られ、精神的な問題をホメオパシーで治そうとすることにも不安を感じると述べている。 作家・民俗学者の畑中章宏は、ホメオパシーを「迷信や擬似医療」と評し、昔の山伏の治療などの民間療法などと並べて論じている。
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