名誉住職とは? わかりやすく解説

名誉住職

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/02 05:44 UTC 版)

名誉住職(めいよじゅうしょく)とは、仏教の住持職を引退した僧侶の称号名誉称号の一種。上位の称号に名誉門主、名誉貫主、名誉主管がある(本項で解説)。


[ヘルプ]
  1. ^ 「京都・青蓮院の新門主が親授式【大阪】」『朝日新聞』2004年2月6日朝刊29頁参照。また、2014年1月1日、東伏見慈晃が死去した際は名誉門主の名で広く報道された。「東伏見慈洽さん死去 天皇陛下の叔父、青蓮院前門主」『朝日新聞』2014年1月3日朝刊34頁、「本葬:東伏見慈洽さん=天皇陛下の叔父、天台宗青蓮院門跡 名誉門主・1日死去」『毎日新聞』2014年1月10日東京夕刊11頁参照。
  2. ^ 「知恩院で中村康隆さん葬儀【大阪】」『朝日新聞』2008年6月12日朝刊33頁参照。
  3. ^ 「大久保良順師(三十三間堂本坊・妙法院門跡名誉門主)死去」『読売新聞』2010年11月1日東京朝刊30頁参照。
  4. ^ 「死去:半田孝海氏 善光寺大勧進名誉貫主」『毎日新聞』1974年9月18日東京夕刊11頁参照。
  5. ^ 「都築 玄妙師(天台宗宗巳講大僧正、善光寺名誉貫主)死去」『読売新聞』1988年10月4日東京朝刊31頁、「故都築玄妙師(天台宗宗巳講大僧正、善光寺名誉貫主、前善光寺住職)の本葬」『読売新聞』1988年10月16日東京朝刊31頁参照。
  6. ^ 文化庁編『宗教年鑑 昭和48年版』(文化庁、1973年) 16頁参照。
  7. ^ 「「生きることは愛すること」寂聴さん、天台寺で特別法話=岩手」『読売新聞』2016年5月7日東京朝刊岩手版25頁参照。
  8. ^ 例えば、寺院の改修時に立ち合い挨拶を行うこともある。関連報道としては「縁城寺:改修完了で本尊公開 新住職迎え1300年法会 京丹後/京都」『毎日新聞』2016年10月31日地方版/京都24頁参照。


「名誉住職」の続きの解説一覧

名誉住職

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 20:19 UTC 版)

高野山真言宗」の記事における「名誉住職」の解説

高野山真言宗寺院住職補任されて、20年を経るなど、高野山真言宗定め要件満たすと、名誉住職(めいよじゅうしょく)の称号許される高野山真言宗では住職には任期がなく、終身制を採っていたが、高齢などの理由住職辞した場合辞した住職は、厳密にいうと身分上、その住職務めていた寺院徒弟となる。他の徒弟と同じ身分となる。これは、住職辞して後も引き続き寺院居住して後継住職に対して指導教育に当たるとき、身分と言えども寺院徒弟(前住職)が住職指導するということになってしまうので、住職辞して身分保障する配慮として、名誉住職という地位設けたまた、名誉住職を設けることで、住職交代容易にして世代交代活発化させる目的もある。 住職と名誉住職の、寺院内での職務上の権利差異ほとんどないが、名誉住職に関しては、高野山真言宗管長被選挙権がないなど一部制限設けられている。

※この「名誉住職」の解説は、「高野山真言宗」の解説の一部です。
「名誉住職」を含む「高野山真言宗」の記事については、「高野山真言宗」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「名誉住職」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「名誉住職」の関連用語

名誉住職のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



名誉住職のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの名誉住職 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの高野山真言宗 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS