同人メンバーとは? わかりやすく解説

同人メンバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:42 UTC 版)

文藝時代」の記事における「同人メンバー」の解説

同人メンバーは、1923年大正12年1月菊池寛主宰創刊された『文藝春秋同人の中の新進作家主体となって組織され川端康成主導により創刊された。 1924年大正13年10月創刊号第1巻第1号)の同人14名は以下の面々である。雑誌装幀には前衛雑誌マヴォ』の主導者で、川端一高時代後輩でもあった村山知義などが起用された。 川端康成 - 第6次新思潮』、『文藝春秋同人 横光利一 - 『文藝春秋同人 伊藤貴麿 - 『象徴同人 石濱金作 - 第6次新思潮』、『文藝春秋同人 加宮貴一 - 『無名作家同人 片岡鉄兵 中河与一 - 『文藝春秋同人 今東光 - 第6次新思潮』、『文藝春秋同人。※翌年1925年大正14年6月脱退佐佐木茂索 - 『文藝春秋同人 佐々木味津三 - 『文藝春秋』、『蜘蛛同人 十一谷義三郎 - 『行路同人 菅忠雄 - 『文藝春秋同人文藝春秋社社員菅虎雄息子 諏訪三郎 - 『中央公論』『婦人公論記者 鈴木彦次郎 - 第6次新思潮』、『文藝春秋同人 翌月11月号(第1巻第2号)からは、以下上部の3名が加わった岸田国士 南幸夫 - 『蜘蛛同人 酒井真人 - 第6次新思潮』、『文藝春秋同人 1926年大正15年3月号(第3巻第3号)からは、以下の2名が加わった三宅幾三郎 - 『行路同人 稲垣足穂 金星堂菊池寛意見取り入れていた川端は、牧野信一同人加えたかったが、菅忠雄などが反対ぎみの意向示し実現しなかった。横光利一は、『文藝時代』で劇団組織することも考えていたが、川端反対して実現に至らなかった。 池谷信三郎同人になる予定だったが、「望郷」が『時事新報』の懸賞小説当選するなどして延期となり、その後文藝時代同人接触してきた時には終刊近くなっていたので実現しなかった。金子洋文同人誘われていたが、『文藝戦線』との関係で金子断ったとされる

※この「同人メンバー」の解説は、「文藝時代」の解説の一部です。
「同人メンバー」を含む「文藝時代」の記事については、「文藝時代」の概要を参照ください。

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