合成語の表記
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合成語において [t] 音が挿入されるもの(いわゆる「사이시옷」‘間のㅅ’)や濃音化が生ずるもの、また [n] 音が挿入されるものについては、形態素の境界に「사이표(間標)」と称されるアポストロフィ「’」を付けた(第19項、第24項)。この사이표は朝鮮語綴字法統一案の1940年改訂版において定められた사이시옷を符号化したものと見られ、朝鮮語新綴字法から採用されている。 54年「綴字法」40年改訂「統一案」南の現行正書法日本語기’발 기ㅅ발 깃발 旗 등’불 등ㅅ불 등불 灯火 담’요 담ㅅ요 담요 毛布 대’잎 대ㅅ잎 댓잎 竹の葉
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合成語の表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 07:06 UTC 版)
사이소리끼우기(間音挿入)(南における「사이시옷(間のㅅ)」)は、北では一切表記しないのが原則である。 나무가지(木の枝)― 南では 나뭇가지 ただし、以下のような単語については混同を避けるためにパッチムにㅅが用いられる。 샛별(明星) ― 새별(新星) また、「뒷-(後ろの),웃-(上の)」などは1つの接頭辞と見なしているため、「ㅅ」は사이시옷扱いにはされていない(第18項)。 南では「앞니(前歯)」のように「이(歯、しらみ)」の合成語は例外的に「니」とつづることになっている(第27項・附則3)が、北にはそのような規定がないので「앞이(前歯)」のように原則通りにつづる。 また、南では雌雄を表す「암, 수」に続く語が激音化する場合、激音化したとおりに表記し(第31項・2)、旧版でも同様の扱いとされていたが、2010年に改定された朝鮮語規範集においては、激音化した場合であっても、原形通り表記されることとなった(第14項後段)。 암닭(雌鶏)― 南では 암탉 但し、「암, 수」以外の語の後でおこる激音化については、南と同様に激音化した通りに表記される(第15項)。 안팎(内外)
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