合成語での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 21:28 UTC 版)
この文字は、合成語の造語法上で重要な文字であり、「間のㅅ」(사이시옷、サイシオッ)と呼ばれる。一般的には「나뭇잎」(木の葉)、「옛말」(古語、昔の話)、「찻집」(茶屋)、「핏기」(血の気)のような固有語の語根または固有語と漢字語の語根の合成に使われるが、「숫자」(数字)、「횟수」(回数)のような純漢字語でも稀に出現する。ただし、現在の正書法の制約により、パッチムのある単語の後ろの「間のㅅ」は表記せず、後ろの部分の語頭の子音が濃音化する現象だけが発生する。なお、北朝鮮の「朝鮮語規範集」では、一部を除きこの「間のㅅ」を一切表記しないと規定されている。
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