各種レースへの挑戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 06:24 UTC 版)
「ジャック・ヴィルヌーヴ」の記事における「各種レースへの挑戦」の解説
F1離脱後はドイツツーリングカー選手権 (DTM) への参戦が噂されたが、2007年はプジョーと契約し、ル・マン24時間レースに出場した。インディ500、CART、F1に続く史上初の4冠達成が期待されたが、リタイアに終わった。 2007年シーズン終盤にはアメリカのストックカーレースであるNASCARのネクステルカップシリーズおよびブッシュシリーズにビル・デイビス・レーシングから参戦したが、上位入賞は果たせなかった。 2008年は、長年のマネージャーであるグレイグ・ポロックと決別し、CART時代の所属チームの監督でもあるバリー・グリーンと再スタートを切ることになった。しかしスポンサー関係のトラブルが明らかになり、ネクステルカップ開幕戦のデイトナ500で予選落ちした直後に、2008年シーズン無期限の欠場が所属チームから発表された。 その後、ストックカーによって争われるスピードカー・シリーズへのスポット参戦が決定し、F1バーレーンGPと併催されたバーレーンラウンドと、最終戦であるドバイラウンドに参戦したが下位入賞に留まった。 また、前年に続いてプジョーからル・マン24時間レースに出場し、総合2位を獲得。スポット参戦となったル・マン・シリーズ第3戦(スパ・フランコルシャン)で、F1時代の1997年ルクセンブルクGP以来、実に11年ぶりとなる優勝を果たした。 2009年以降、NASCARのスプリントカップ・シリーズやネイションワイド・シリーズにスポット参戦し続けているが、フル参戦は実現していない。2011年には地元カナダのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットにてポールポジションを獲得したが、クラッシュにより勝利を逃した。 その他には、オーストラリアのV8スーパーカーやアルゼンチンのトップレースV6シリーズにスポット参戦している。2012年よりi1スーパーカー・シリーズへ参戦することが発表されたが、シリーズ開幕が2013年に延期となった。 また、2010年より氷上レースのアンドロス・トロフィーにシュコダから参戦。2012-2013シーズンにはシトロエンから参戦し、第6戦で初優勝した。 2014年は19年ぶりにインディ500に参戦する。 2015年はヴェンチュリーと契約しフォーミュラEに参戦。しかしクラッシュによるリタイアなどが原因でチームとの関係が悪化、第4戦を前に契約を解除した。
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