各種レンジャー課程・教育の充実
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:56 UTC 版)
「レンジャー (陸上自衛隊)」の記事における「各種レンジャー課程・教育の充実」の解説
1958年には研究課程から正規の課程に昇格し、定員が幹部40名・陸曹20名に拡充されるとともに、第一期生の谷脇憲司2尉のデザインにもとづきレンジャー徽章が制定された。また同年に第101空挺大隊が第1空挺団に改編されたのにあわせて、同隊からレンジャー研究課程に参加した隊員を中心として、空挺レンジャー課程が開始された。更に1960年2月に倶知安駐屯地で行われた普通科レンジャーによる冬季訓練を踏まえて、翌年には同地で特別戦技訓練隊が発足し、冬季レンジャーの養成が着手された。 レンジャー課程修了者が増えて体制が整ったことから、1974年からは各普通科連隊にレンジャー部隊集合教育が開講され、陸曹・陸士はこちらでレンジャー徽章を取得できるようになった。ただし幹部は引き続き富士学校の幹部特技課程「レンジャー」に入校する必要があるほか、教官となるためには富士学校の幹部集合教育「レンジャー教官」を修了している必要がある。
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