レンジャー (陸上自衛隊)とは? わかりやすく解説

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レンジャー (陸上自衛隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 07:59 UTC 版)

陸上自衛隊におけるレンジャー英語: Ranger)は、陸上自衛官の付加特技の一つ[1]。所定の課程教育を修了し、レンジャー特技の付与を受けることで、レンジャー徽章(小隊徽章とも)を着用できるようになる[2]。徽章は、「勝利」の象徴・月桂冠に囲まれた、「堅固な意思」の象徴・ダイヤモンドを意匠とする[3]


注釈

  1. ^ 平成15年頃までは、主に防大出身の幹部も「部隊レンジャー」を受講していたが、現在幹部のレンジャー教育は富士学校の幹部レンジャーに一本化されている。
  2. ^ サバイバルに対応する自衛隊用語。「生きた蛇を調理して食べる訓練」として知られている。食べることのできる動植物の知識や判別法、調理法などを学び、実際に蛇や鶏等を解体処理し食する。蛇は野生のものを捕獲するのではなく、事前に教官が用意したものを用いる。鶏は主に雄や養鶏場で卵を産まなくなった廃鶏が支給される。中には素手で鶏の首をもぎ取る強者もいる。また敵の目を避けて火をおこす方法や応急処置なども扱われる。

出典

  1. ^ 谷 1988, pp. 154–168.
  2. ^ 陸上幕僚長 (1978年7月25日). “き章の付与及び着用について(通達)”. 2018年8月20日閲覧。
  3. ^ a b 防衛庁長官 山中貞則 (1974年3月12日). “自衛官の職務又は技能を識別するために用いるき章の制式等に関する訓令”. 2018年8月20日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 谷 1988, pp. 124–153.
  5. ^ a b c 防衛庁長官 石破 茂 (2004年). “特殊作戦隊員の範囲等に関する訓令”. 2018年8月9日閲覧。
  6. ^ 谷 1988, pp. 29–44.
  7. ^ a b c 谷 1988, pp. 45–60.
  8. ^ 谷 1988, pp. 93–123.
  9. ^ a b 谷 1988, pp. 154–186.
  10. ^ “「精鋭部隊」目指して… 自衛隊“レンジャー訓練”に密着!”. テレビ東京. (2014年5月5日). http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/life/post_65661/ 2014年5月6日閲覧。 
  11. ^ レンジャー隊員死ぬ 夜間訓練中、河原に転落『朝日新聞』1969年(昭和44年)12月16日朝刊 12版 15面


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