各地のえびす講
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/11 00:57 UTC 版)
足利えびす講 栃木県足利市の西宮神社でおこなわれる。11月19日が宵祭りで翌20日が本祭り。屋台にて縁起物などが売られる。神楽が奉納される。 桐生ゑびす講 群馬県桐生市の桐生西宮神社でおこなわれる。11月19日が宵祭りで翌20日が本祭り。縁起物が売られ、数百の屋台が境内に連なる。神楽や太鼓が奉納される。からくり人形芝居なども催される。 高崎えびす講市 群馬県高崎市でおこなわれる。高崎実業組合連合会が昭和金融恐慌以降の不況下で商業を活性化させようと、1929年に美保神社の分霊を高崎神社境内の大国神社に祀り、それとともに11月19・20日にえびす講市をおこなったのがはじまり。戦中は途絶えたが戦後1947年から再開。現在は11月第3土・日に行われる。富くじ、えびす袋、千社札めぐり(ウォークラリー)などが催される。 日本橋べったら市 東京都中央区日本橋本町にある恵比寿を祀る寳田恵比寿神社とその周辺の椙森神社一帯で10月19・20日に行われる。露店が数百軒並ぶ。名物はべったら漬。 恵比寿べったら市 東京都渋谷区恵比寿西にある恵比寿神社で10月19・20日に行われる。露店が数百軒並ぶ。名物はべったら漬。神社の設立や地名の経緯からいって、上記「日本橋べったら市」が戦後に山手の恵比寿に派生したものである。 甲府えびす講祭り 山梨県甲府市にて11月23日(勤労感謝の日)に行われる。甲府商工会議所が不況下の1929年に始めた。甲府市中心商店街や舞鶴城公園では屋台やフリーマーケットが並ぶ。舞鶴城公園に恵比寿天の仮宮が建てられ、商売繁盛を祈願しての恵比寿天神輿が担がれる。甲府囃子やパレードなども催され、福袋が売り出される。 長野えびす講煙火大会 長野市の犀川河川敷で11月23日に行われる花火大会。1899年から。11月の花火大会としては規模が大きく、2017年には13,000発打ち上げられた。観覧席も用意される。同月18-20日には同市の西宮神社にてえびす講祭(例大祭)が行われ、神楽の奉納や縁起物の販売がある。 胡子講 広島市中区の胡子神社で11月18.19.20日に行われる。縁起物が売り出され、福引きも行われる。同時期に周辺商店街ではセールが開催される。 牛島えびすまつり 山口県光市牛島で4月第4日曜日に行われる。大漁と海上安全が祈願される。
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