史上初のJRA全場重賞制覇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 06:37 UTC 版)
「安田富男」の記事における「史上初のJRA全場重賞制覇」の解説
1996年にはノーブルグラスで札幌スプリントステークスに優勝し、史上初のJRA全場重賞勝利を達成。国営競馬時代の1952年に中京が開場されて全10場(当時休止中の横浜と宮崎は含まず)が整備されて以来初めての記録であり、夏場を除き、トップ騎手は大競走が多く組まれる東京・中山・京都・阪神に騎乗が集中することが多いため、自ら「この記録は有名人じゃできないでしょう。脇役じゃないとね。だから、落ちこぼれの勲章ですよ。」と語っている。なお10場制覇のうち、重賞初勝利を挙げたノボルトウコウ一頭で3場分の勝利を挙げている一方で、京都での重賞制覇は菊花賞ただ1つのみであった。ノボルトウコウは当時から安田のお気に入りの馬で、引退後に種牡馬となった際には、産駒の馬主と中央での受け入れ先厩舎を確保するため、関係者に依頼して回った。自身も「忘れられない馬」と語っている。 勝利年施行場競走名優勝馬名1996年 札幌 札幌スプリントステークス ノーブルグラス 1987年 函館 タマツバキ記念 ロータリーザハレー 1975年 福島 七夕賞 ノボルトウコウ 1974年 新潟 関屋記念 ノボルトウコウ 1978年 中山 クイーンカップ キクキミコ 1976年 東京 目黒記念(春) ハクバタロー 1975年 中京 中日新聞杯 サンポウ 1976年 京都 菊花賞 グリーングラス 1984年 阪神 報知杯4歳牝馬特別 ダイナシュガー 1974年 小倉 小倉大賞典 ノボルトウコウ それぞれの競馬場の重賞初勝利時のみを記載する。
※この「史上初のJRA全場重賞制覇」の解説は、「安田富男」の解説の一部です。
「史上初のJRA全場重賞制覇」を含む「安田富男」の記事については、「安田富男」の概要を参照ください。
- 史上初のJRA全場重賞制覇のページへのリンク