古義

デジタル大辞泉

こ‐ぎ【古義】

読み方：こぎ

古い意味。また、昔の解釈。

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古義

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 06:05 UTC 版)

名詞

古 義 （こぎ）

1. 古い語義。今は用いない昔の語義。
   • おきな・おみな（媼）の古義は、邑国の神事の宿老（トネ）の上位にある者を言うたらしい。（折口信夫 『翁の発生[1]』）〔1928年〕
2. 言葉・文章などの、（現在の解釈とは異なる）過去における解釈。
   • この内外多端の時にあつて、古義神道を探求し、厳たる皇国観念に徹した彼は、私情に於て藩主破格の厚情に感泣し乍ら、重なる招聘にも応ぜず、藩禄を食まうとしなかつた。（折口信夫 『橘曙覧 [2]』）〔1943年〕
3. 《仏教》　「古義真言宗^(wp)」の略称。

類義語

• 語義1 - 古意

対義語

• 語義1 - 新義¹
• 語義2 - 新義²
• 語義3 - 新義³

派生語

• 語義2

• 古義学（別名：仁斎学、堀川学）

• 三書古義（論語古義、孟子古義、中庸発揮） ：古義学を興した伊藤仁斎の主著。
• 古義堂（別名：堀川塾、堀川学校）

• 『万葉集古義』

関連語

• 語義2 - 古学^(wp) ：古義学と古文辞学^(wp)の総称。
• 語義3 - 古義派^(wp)（古義真言宗）