古義堂

デジタル大辞泉

こぎ‐どう〔‐ダウ〕【古義堂】

読み方：こぎどう

寛文2年（1662）伊藤仁斎が京都堀川の私宅に開いた学塾。堀川塾。堀川学校。

国指定文化財等データベース

伊藤仁斎宅（古義堂）跡ならびに書庫

名称：	伊藤仁斎宅（古義堂）跡ならびに書庫
ふりがな：	いとうじんさいたく(こぎどう)あとならびにしょこ
種別：	史跡
種別2：
都道府県：	京都府
市区町村：	京都市上京区東堀川通出水下ル
管理団体：	京都市(大14・6・3)
指定年月日：	1922.03.08(大正11.03.08)
指定基準：	史4,史8
特別指定年月日：
追加指定年月日：
解説文：	仁齋歿後享保十八年其ノ子東涯之ヲ改築セシモ爾後火災ニ罹リテ罹々更新セラレ現今ノ建物ハ多ク明治二十三年ノ建造ニ係ル仁齋當時ノモノトシテハ二階建書庫一棟ヲ存ス

史跡名勝記念物のほかの用語一覧

史跡：	伊能忠敬墓  伊能忠敬旧宅  伊良湖東大寺瓦窯跡  伊藤仁斎宅  伊藤博文旧宅  伊豆国分寺塔跡  伊賀国分寺跡

>>史跡カテゴリの他の用語

ウィキペディア

古義堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/03 07:25 UTC 版)

古義堂（こぎどう）は、伊藤仁斎の儒学の家塾。別名、堀川塾、堀川学校。寛文2年（1662年）、京都堀川出水下る（現・上京区東堀川通出水下ル）の仁斎の生家で開かれた。長子の東涯以下、代々その子があとを引き継ぐ。

仁斎は終生いずれの藩にも仕官せず、町の学者としてその生涯を全うした。その塾生数、仁斎の教えただけでも3,000人を数えたともいう。当時、京都を代表する私塾としてその名も高く、1842年（天保13年）には松永家の講習堂と共に町奉行所から表彰を受けたこともある。古義堂の蔵書、書画など約5,500点、約1万冊は、1941年（昭和16年）に天理大学附属天理図書館に所蔵され、『古義堂文庫目録』（天理大学出版部、1956年）として整理され、特別文庫の中に所蔵、公開されている。跡地が「伊藤仁斎宅（古義堂）跡ならびに書庫」として国の史跡に指定されている。

関連項目

• 日本の私塾一覧

座標: 北緯35度1分14.35秒 東経135度45分8.61秒 / 北緯35.0206528度 東経135.7523917度 / 35.0206528; 135.7523917