伊能忠敬旧宅
名称: | 伊能忠敬旧宅 |
ふりがな: | いのうただたかきゅうたく |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 千葉県 |
市区町村: | 香取市佐原 |
管理団体: | 香取市(昭28・2・11) |
指定年月日: | 1930.04.25(昭和5.04.25) |
指定基準: | 史8 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 旧宅ハ母屋ト店舖トヨリナリ平屋造瓦葺ニシテ母屋ハ玄関内玄関書斉納戸等五室建坪二十四坪店舖ハ店及居間等ニシテ建坪三十二坪アリ此ノ店舖ハ忠敬以前ノ建築ナリ母屋ハ寛政五年忠敬ノ設計ニ係リ其ノ測地學研究ニ使用セシトコマナリ保存宜シキヲ得能ク旧規ヲ保テリ土藏ハ旧宅ノ南方約六間ノ地点ニアリ忠敬存生ノ頃ヨリ存スルモノニシテ今其ノ遺著竝ニ遺品ヲ収藏ス |
伊能忠敬旧宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/27 10:00 UTC 版)
伊能忠敬旧宅 | |
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所在地 | 千葉県香取市佐原イ1899 |
位置 | 北緯35度53分17.54秒 東経140度29分52.56秒 / 北緯35.8882056度 東経140.4979333度座標: 北緯35度53分17.54秒 東経140度29分52.56秒 / 北緯35.8882056度 東経140.4979333度 |
類型 | 商家 |
形式・構造 | 木造平屋建て、切妻造瓦葺 |
文化財 | 国の史跡 |
伊能忠敬旧宅(いのうただたかきゅうたく)は、千葉県香取市佐原にある伊能忠敬の佐原在住時代の家で、国の史跡に指定されている。
概要
伊能忠敬旧宅は平屋造の瓦葺で、正門・炊事場・書院からなる母屋・店舗・土蔵からなる。
母屋は玄関・書斎・納戸などの5室、建坪は24坪で、店舖は店および居間などがあって建坪32坪である。
伊能家は佐原の有力な家の一つであり、酒造業や米穀売買業などを営んでいたが、忠敬は1762年(宝暦12年)に17歳で伊能家に婿養子に入り、1795年(寛政7年)50歳で江戸に出るまでこの旧宅に住んでいた。店舗・正門は忠敬が来る前に建てられ、書院は忠敬が設計したと伝えられている。
旧宅の南側の奥には観音開きの戸が広まる以前の引き戸形式の戸を持つ土蔵が建っており、かつては忠敬の遺品の多くが納められていた。
以前は旧宅の敷地内に伊能忠敬記念館があったが、現在は旧宅前の小野川をはさんで向かいに建っている。また、旧宅の敷地内には旧宅前の樋橋により対岸に水を渡していた水路が残っている。
1930年(昭和5年)4月25日、国史跡に指定された。
所在地
- 千葉県香取市佐原イ1899
交通
周辺情報
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