樋橋の落水
●よく聞ける時期 ●寄りみち |
佐原市の市街地の中央には小野川が流れていて、その周辺は江戸時代には銚子と江戸を結ぶ利根川水運の発展により、商業地区として栄えた。 その岸辺の伊能忠敬旧宅前に架けられている樋橋は、その昔、小野川を横切って水田に送水するためにつくられた。そこから水があふれ落ちる音から「じゃあじゃあ橋」と呼ばれるようになった。 しかし、時代とともに用途もなくなり、昭和30年代には水も流れ落ちなくなったが、風情ある小野川周辺の町並み保存運動と情緒ある橋を取り戻そうという市民の要望が高まったことから、落水施設が復元された。 |
列車=JR成田線佐原駅から小野川方面に徒歩10分。 |
- 樋橋の落水のページへのリンク