収録映像・収録曲
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「Siesta 〜Film of Dreams〜」の記事における「収録映像・収録曲」の解説
Le(a) Côté(主演・企画:tetsu) タイトルはフランス語で「ある側面」という意味で、読みは「ル・コーテ」。 tetsuyaは「コマーシャルみたいな風景で撮りたかったんです。自分が好きな映像を作っていったらああなったんです」と述べており、tetsuyaが希望した「ヨーロッパ映画にあるような雰囲気」や「車を運転するシーン」や「海辺でのシーン」が映像に取り入れられている。また、tetsuya曰く、ストーリーに深い意味はなく、「最初に自分がやりたいシチュエーションを監督に言って、それをうまくこじつけてもらってという。こういう事が言いたいんですっていうものはない」という。 映像の挿入曲は、1曲ありものの曲を使用し、残りはtetsuyaが制作している。 この作品には続編「Sweet December」が存在する。 続編も二階健が監督を担当し、2002年12月25日に開催されたソロライブ「TEZMANサンタ Presents TETSU69 special Christmas night Sweet December」にて限定公開された。また、この続編は2017年にTETSUYAのソロ作品としてリリースされた映像作品『THANK YOU』に約15年越しで初収録された。 A TWISTED CIRCLE(主演・企画:ken) ken曰く、当初の制作の意図として「最初はほのぼのとした俺の一日を撮ろうっていう企画があった」「諄さのない、さりげないものをつくりたかった」という。kenが小さい時から撮ってみたいと思っていた「ピストルで撃たれるシーン」や「人の運転している車に乗っているシーン」や「濡れ場のシーン」が映像に取り入れられている。ちなみに、編集前はもっと濡れ場のシーンが長かったという。tetsuyaは「kenのプライベートがよく表れているんじゃないかと(笑)」と述べている。 また、映像の構成について「一辺倒で終わるのではなく、入れ替わったり戻ったりの繰り返しがあるっていう、そういう部分をキーポイントにしている」と述べている。 un tilleul(主演・企画:sakura) タイトルはフランス語で「菩提樹」の意味で、読みは「アン・ティヨル」。 sakura曰く、「この映像は人間の中にある葛藤を入り乱れて表したもの」だといい、ホラーを意図した作品ではないと述べている。「自分の中では凄くぶつかっているんですけど、精神社会と幼虫、サナギ、成虫という状態を関連づけて、それに比例して当てはめているんです」と述べている。映像は、欲望だけが大切ではないことに気づき、新たな自分を覚醒させるラストとなっている。また、sakuraの構想では20~30分の長編作品になる予定であったが、収録時間の都合でカットされている。 映像の挿入曲は、sakuraが大半の部分を演奏しており、キーボードやアフリカの民族楽器などを使用している。ちなみに、監督の二階健には「映像のイメージそのもの」という理由で、「Inner Core」を挿入曲に使うことを薦められたという。 窓 -Fenêtre-(主演・企画:hyde) hyde曰く「ラスト・シーンを最初に考えて、そこから付けて足していったような感じ」「全体的にはけだるい感じを出したかった」という。映像のイメージは「どうなったっていいや、みたいな。舟で流されていくシーンがあって、このまま波に流されてどこに行くのか、このまま死んでもいいし、舟に一緒に乗るこの人はそんなに好きじゃないけどそばにいたらいたでいいなっていう」とhydeは語っている。また、「White Feathers」が映像のモチーフとなっている。 映像の中に登場する文鳥は唯一の友をイメージしている。映画『ブレードランナー』に登場するレプリカントが肩に鳩を乗せているシーンに影響され、当初は文鳥でなく鳩を登場させる予定だったが、「噛まれたら痛そう」という理由で文鳥に変更された。 風の行方 Special present from Peaceful Land
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