参加者と方向性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:44 UTC 版)
支持者や共鳴者をはっきり数えることは難しいが、アメリカ国内ではゴードン・メルトンは数十万人(1990年)、ポール・ヒーラスは1千万人から1千200万人(1993年)と推定している。 方向性としては、超自然の実在を信じその介入を受け入れるオカルト・秘教的側面、人間の努力・個人の成長を重視し個々人の発達による社会と人類の変革を期待する「スピリチュアル的側面」、社会奉仕と現実的・具体的な仕事を重んじる「社会的な側面」があり、互いに混じり合っている。 ニューエイジの支持者には、人類のスピリチュアルな移行が将来起こると真剣に信じているような信者の中核グループがあり、その中で大きなものが「スピリチュアル探究者」と呼ばれている。中核グループより厚い層として、本当の自分であることを求め、真正性(英語版)を中心に置く自分探し(英語版)の一群がある。最大のグループは、単にクライアント(お客様・依頼者)と呼ばれる無頓着な消費者であり、中核グループの多くは彼らと連携している。依頼者たちは現世利益や精神的支えを求め、ヨーガやホメオパシー、スピリチュアル・エコロジー講座や性的錬金術瞑想などの講座やセラピーに通い、多くはニューエイジ運動に深く関係せず周縁にいる。ここから中核グループに移行する人もいる。ニューエイジ的な物事の信奉者の多くは女性で、指導者にも女性が多い。
※この「参加者と方向性」の解説は、「ニューエイジ」の解説の一部です。
「参加者と方向性」を含む「ニューエイジ」の記事については、「ニューエイジ」の概要を参照ください。
- 参加者と方向性のページへのリンク