参加者とノミネート最終候補者の違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 03:07 UTC 版)
「ピューリッツァー賞」の記事における「参加者とノミネート最終候補者の違い」の解説
自分の作品を投稿した者は誰であれ「参加者」と呼ばれる。審査員はノミネートされた最終候補者達を選出し、それらを各部門の受賞者とともに発表する。しかしながら、一部の投稿しただけのジャーナリストが、最終候補に推薦されてもいないのに、プロモーション資料でピューリッツァーにノミネートされた人物であるといまだに主張する。 例えば、MSNBCのビル・デッドマン(英語版)(1989年調査報道賞の受賞者)が2012年に指摘したことだが、金融ジャーナリストのベティ・リウ(英語版)は自身のブルームバーグテレビジョンの広告や著書のジャケットで「ピューリッツァー賞にノミネートされた」と説明しており、『National Review』の作家ジョナ・ゴールドバーグ(英語版)も自身の本を宣伝するために「ピューリッツァー賞ノミネート者」という同様の主張を行った。「その投稿をピューリッツァー「ノミネート」と呼ぶことは、仮にコロンビア・ピクチャーズが『俺のムスコ』をアカデミー賞に応募した時点で、アダム・サンドラーがオスカーにノミネートだと言うようなものだ。多くの読者はオスカーがそうした仕組みじゃないと知っている。これは「アカデミー賞」を経歴に転用する単なる手法に過ぎない。ピューリッツァーも(同様に)そうした仕組みではないが、それを知る人はほとんどいない。」とテッドマンは書いている。
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