卯建の町の水琴窟とは? わかりやすく解説

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卯建の町の水琴窟

岐阜県美濃市

●よく聞ける時期
1年通していつでも

●よく聞けるところ
水琴窟設置近く

寄りみち
美濃はうだつの町であるとともに和紙の町。一三〇〇年の歴史を誇る本美濃紙は国の重要無形文化財で、現在でも古い伝統守られている。美濃和紙の里会館は、歴史文化紹介するとともに紙漉きにも挑戦できる参加施設になっている

 卯建とは、昔からよく使われている言葉、「うだつがあがらない」の語源となったのである江戸時代防火目的つくられその後建物装飾としての意味合いこめられてきた。

 古い町並みに、江戸時代中期建てられ商家「旧今井家」は、当時庄屋勤め一方和紙問屋として栄えた。その奥座敷から眺め庭園一角にあるのが、水琴窟だ。

 水琴窟は、庭師により考案されたものである茶室入り口手洗い入口横下に、底に小さな穴をあけたカメ逆さにして埋めカメのなかに落ちると、中で反響して琴に似た静かな澄んだ音を響かせるので、水琴窟といわれる

 侘び寂の極地ともいうべき、日本庭園最高傑作だ。卯建の町の水琴窟

アクセス

電車・バス名鉄美濃駅または岐阜バス美濃駅から徒歩15分。
マイカー名神高速一宮ICから1時間10分。東海北陸自動車道美濃ICから10分。駐車場バス2台、普通車30台分あり。

問合わせ先
美濃市教育委員会社会教育課・岐阜県美濃市1350、0575・331122
今井家住宅美濃史料館岐阜県美濃市泉町1833、0575・33・0021



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