千頭川の渓流とトロッコ
●寄りみち |
![]() 屋久杉の山を流れる安房川とその支流の千頭川の渓流にからまるように、屋久島森林鉄道の軌道がある。大正後期に敷設され、屋久島の森林開発の動脈として活躍したもの。70年を過ぎた今日も、土埋木の搬出と屋久島電工の発電所管理用として、生きつづけている。全国でも唯一、現役の森林鉄道だ。 シーンと静寂が漂う森の中、小さなトロッコ電車がガタンゴトンと音を立てて橋を渡る。のどかなトロッコと渓流の複合音は、屋久島ならではのものだ。 |
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