卯建の町の水琴窟
●寄りみち |
卯建とは、昔からよく使われている言葉、「うだつがあがらない」の語源となったものである。江戸時代に防火の目的でつくられ、その後は建物の装飾としての意味合いがこめられてきた。 古い町並みに、江戸時代中期に建てられた商家「旧今井家」は、当時庄屋を勤める一方、和紙問屋として栄えた。その奥座敷から眺める庭園の一角にあるのが、水琴窟だ。 水琴窟は、庭師により考案されたものである。茶室の入り口や手洗いの入口横下に、底に小さな穴をあけたカメを逆さにして埋め、水がカメのなかに落ちると、中で反響して琴に似た静かな澄んだ音を響かせるので、水琴窟といわれる。 |
電車・バス=名鉄美濃駅または岐阜バス美濃駅から徒歩15分。 <問合わせ先> |
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