南僑総会とは? わかりやすく解説

南僑総会(NCRGA)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 01:33 UTC 版)

陳嘉庚」の記事における「南僑総会(NCRGA)」の解説

1929年中国国民政府は、陳を中央僑務委員会名誉顧問任命し1935年には学校教育振興功労表彰して勲二等叙勲して、陳の支援促していた。1936年に陳は、国民政府からの「南洋華僑による軍用機製造費の献納要求に対して蔣介石生誕祝賀募金」の名目募金総額寄付1937年には胡文虎とともに国民参政会の委員任命された。 1937年日中戦争が始まると、シンガポール祖国救援運動、特に籌賑会の活動主導し、翌1938年8月15日シンガポール華僑籌賑祖国難民大会(SCCRGA: Singapore Chinese China Relief General Association)を組織国民政府からの勧告受けてその年の10月10日東南アジア華僑代表が集まって結成され南洋華僑籌賑祖国難民総会(NCRGA: Nangyang Chinese Relief General Association: 南僑総会)の主席選ばれた。籌賑会は救国公債募集難民救済スローガンの下、中華商会各地郷党会を通じて資金物資集め援助資金物資として中国国民政府に送るとともに英領マラヤ日貨排斥などの排日運動展開し抗日救援活動続けた。 陳は、英国政庁の僑務担当官ジョーダン顧問となり、同担当官の補佐福建人の孫崇瑜を通じて植民地当局の「中国軍への軍事費援助にあたる募金運動許可しない」「在留日本人との共存関係を損な排日政治運動許可しない」という行政方針協力募金使途難民救済のための社会福祉活動限定しシンガポール活動する中国国民党支部マラヤ共産党から距離を置き、1939年秋には欧州戦線英軍傷病兵救済のためとして光前の募金団体通じて2万シンガポール・ドル英国政庁寄付するなどしてトーマス英語版総督信頼保持し続け英国政庁弾圧免れた

※この「南僑総会(NCRGA)」の解説は、「陳嘉庚」の解説の一部です。
「南僑総会(NCRGA)」を含む「陳嘉庚」の記事については、「陳嘉庚」の概要を参照ください。

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