南側部分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:05 UTC 版)
ガバナーズ島の南側部分には12ha超に及ぶ公園がある。公園の北端にはハンモック・グローブという60種以上の樹木が生息する緩やかな丘陵の造園地帯がある。この木立の丘は平均海抜が8.2mあり、洪水を防いでいる。木立自体は4.0haで50個のハンモックがある。すぐ西側に5.7haの芝生地帯(Play Lawn)があり、野球で使える芝生場が2面ある。ガバナーズ島のこの箇所の経路は蛇行しており、フレデリック・ロー・オルムステッド設計のセントラル・パークやプロスペクト・パークに似た様式で、曲がりくねった道が人里離れた雰囲気を強めている。 この公園の南端にはガバナーズ島の「ヒルズ」区画が4haを占めている。ヒルズは、かつて島にあった高層住宅の瓦礫で作られた4つの丘(高さ7.9-21.3m)で構成されている。標高の低いものから、芝生の丘(Grassy Hill,7.9m)、独自の芸術作品が置かれている発見の丘(Discovery Hill,12m)、長い4つの滑り台がある滑り台の丘(Slide Hill,12m)、ニューヨーク港を臨む展望場所がある見晴らしの丘(Outlook Hill,21.3m)がある。このヒルズには41,000本を超える低木と新たに植栽した樹木860本がある。ヒルズの造成費用は7000万ドルで、うち1500万ドルの資金供与はGoogleの元CEOエリック・シュミットによる寄付だった。 ガバナーズ島の最南端にはピクニック地点がある。この場所には水辺付近にレストランや食事用テーブルがある。
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